さくら市上河戸の神社
kyonsight
寛永三年1626に河戸村が「上河戸kamikouto」「下河戸simokouto」に分かれ,明治二十二年1889に「那須郡上江川村」の大字となり,昭和30年から「塩谷郡喜連川町」の大字となった。現在は「さくら市上河戸」「さくら市下河戸」。[こうと]と清音で言う。
2012年11月現在,つぎの3社を確認しました。
加茂神社 上河戸818  湯殿神社 上河戸512
湯泉神社 上河戸512

加茂神社
[かも神社]
栃木県さくら市・上河戸818

旧地名:塩谷郡喜連川町大字上河戸1001
祭神:別雷神
25号烏山矢板線の矢板との境,道路沿い山腹に鎮座。道路から見えるのが旧鳥居で,この左右いずれからも入れる。
右手から入ると新しい一の鳥居。右手に社柱「村社加茂神社」。石段を上ると震災によって昭和32年建立の白河石在鳥居の柱が無残にも折れてしまい,残骸が積み重ねられている。
推定文政九年1826の石燈籠が2基。昭和29年の「加茂神社新築記念碑」,右隣りの昭和55年の庚申塔には「高月坪」の文字。
ここには旧社殿も残されており,古雅な佇まいを見せている。新拝殿は昭和32年の建築で,大社造亜鉛板葺,石宮であった本殿は神明造銅版板葺に新調された。境内地も広がり262坪。
*『下野神社沿革誌』巻八-13丁 明治三十五年1902
那須郡上江川村大字上河戸鎭座 村社加茂神社 祭神別雷命 本社勧請年月不詳社域九十六坪


新一の鳥居

鳥居柱が折れてしまった


震災被害


新しい社殿

拝殿額

昭和15年狛犬

彫刻師野田平業作

文政九年1826石燈籠

昭和29年新築記念碑


道路沿いの旧鳥居


旧社殿,右新社殿

旧社殿内

旧社殿背後から

旧社殿から

湯殿神社
[ゆどの神社]
栃木県さくら・上河戸512

祭神:大山祇命
旧地名:塩谷郡喜連川町大字上河戸512
上記加茂神社の南東800m,西江川西の山麓に鎮座。左隣りに湯泉神社が並んで鎮座している。
本殿右手に「湯殿山・月山・羽黒山」石塔と石祠2基。左手に三峯神社石祠と石像。

湯殿神社

いい雰囲気の本殿

本殿

本殿右手

本殿左手

左の祠内の石像

右が湯殿神社

庚申供養塔


湯泉神社
[ゆぜん神社]
栃木県さくら・上河戸512

祭神:大己貴命・少彦名命
旧地名:塩谷郡喜連川町大字上河戸512
上記湯殿神社の左隣に鎮座。こちらは朱塗りの鳥居。
格子の社殿内に大正九年奉納の板絵が掛けられている。右に旗台二基が昭和46年寄贈板書とともに。
脇の流れは2.5キロ先で江川に合流する。


湯泉神社

こちらも神妙な本殿


本殿

板絵

見下ろした先に水田

左が湯泉神社

橋の向うに鎮座



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