kyonsight

元古久稲荷神社
[もとこくいなり神社]
栃木県宇都宮市二番町1-24

祭神:倉稲魂命
このあたりには寛政(1789〜)頃に穀物問屋が21あった記録が残っており,それ以前から穀問屋が集中していた。米の計量単位「石」から「石町=こくちょう」と呼んだ。その東部が江戸初期にはすでに「東石町」と呼ばれていた。1619年に米穀商3軒が西の方角の伝馬町に移転し,そちらは東に対して「西石町」と名付けられ,のちに改称して「新石町」となった。
東石町の方は問屋が消えたので「元石町」に改称した。昭和49年に「二番町」と「三番町」に改称されて訳が分からなくなった。道路名に「元石町通り」として残っている。
社号を「元石」でなく「元古久」にしたひねりは不明。
写真は2012菊水祭の日。




豊川稲荷神社
[とよかわいなり神社]
栃木県宇都宮市馬場通り2-1-1

旧地名:中河原町987
豊川稲荷は神社ではなく寺院であるが,ここの奉納鳥居には「豊川稲荷神社」とあるので収録。
本庁交差点の東南,「行こか池上Ikegami戻ろか馬場Banbaここが思案の都橋」と酔っ払いに唄われた「みやこ橋」の釜川沿いすぐ南。昭和49年に中河原から馬場通りに町名変更。




六番地稲荷
[ろくばんちいなり]
栃木県宇都宮市池上町1-6

祭神:倉稲魂命
上記の豊川稲荷のすぐ南,釜川対岸に鎮座。こちらは京都伏見稲荷の分霊を勧請。




紋三郎稲荷神社
[もんざぶろういなり神社]
栃木県宇都宮市二荒町5-12

祭神:倉稲魂命
JR宇都宮駅から大通りを西に,PARCOの手前の信号を左折して150m右手に。茨城の笠間稲荷を勧請。紋(門)三郎については笠間稲荷神社のHPを。

福守稲荷神社
[ふくもりいなり神社]
栃木県宇都宮市伝馬町2-12

祭神:倉稲魂命
京都伏見稲荷の分霊を勧請。大通り池上町交差点を南に70m,東京街道のすぐ西に鎮座。ユニオン通り松本写真館脇から入れる。拝殿額は「福守稲荷神社」,鳥居額と奉納提灯は「福守稲荷大明神」,由緒看板は「福守神社」
維新の神仏分離で大明神から神社に変更されたが,戦後,自由になって大明神号も復活して混在している。
大谷石の神倉,木製鳥居,9つの朱色鳥居と配色の美しい社。




伏見稲荷神社
[ふしみいなり神社]
栃木県宇都宮市塙田5-1-19

祭神:倉稲魂命
上記雷神社の最初の石段をあがって右に入るとすぐ赤い鳥居が見える。
震災直後は石祠が無残に倒壊していたが,現在はほとんど復旧している。





着色狛犬


伏見稲荷大社と読める



伏見稲荷大社祈祷乃符

北側参道

日光連山が一望のもとに

城守稲荷神社
[じょうしゅいなり神社]
栃木県宇都宮市大曽2-9-58

八幡山の東斜面くぼ地の「ひょうたん池」となりに鎮座。詳細は不明。
地名が塙田から大曽になる。坂を降りて左に行くと星宮神社。







藤森稲荷
[ふじもりいなり]
栃木県宇都宮市大曽2-9-32

祭神:倉稲魂命
上記星宮神社の北隣りに鎮座。詳細は不明。
星宮神社の境内社であろう。益子町小宅の亀岡八幡宮の境内社として倉稲魂命を祭神とする藤森稲荷神社が祀られている。2011年11月現在藤森稲荷は県内では他に見当たらない。京都伏見の稲荷神社が「伏見」を冠して「伏見稲荷大社」を名乗るようになったのは昭和21年からである。江戸時代には藤森Fujinomori稲荷,藤森の稲荷などともと呼ばれた。その藤森に関係があるのだろう。






石祠と木製社が見える

豊川稲荷大明神
[とよかわいなり大明神]
栃木県宇都宮市松ケ峰2-3-2

市役所前通りを上って東武鉄道の高架の手前を右に入ってすぐ。
中央に菅原太神とあるので菅原神社かもしれない。あるいは八幡大菩薩が大きいので八幡宮か。近所の方がお稲荷さんではとおっしゃっていたので稲荷の項に入れておきます。



稲荷神社
[いなり神社]
栃木県宇都宮市操町1-22

祭神:倉稲魂命
旧地名:推定西大寛
東武宇都宮駅の西900m。新しく開通した水戸へ通じる道路沿い,バス停宇都宮女子高入り口のそばに鎮座。操町と西大寛の境目にある。元の住所は「西大寛2515」だろう。明治四十三年1910に西大寛町2469の稲荷神社を合祀している。御組稲荷の一。




塩釜稲荷神社
[しおがまいなり神社]
栃木県宇都宮市南一の沢町1-40

祭神:塩土老翁しおつちのおじ神 配神:倉稲魂命
一の沢町38にも塩釜稲荷があるという記録がある。現在の一の沢付近をさがし歩いても発見できず,10軒ほどお訪ねしたが誰も知らず。護国神社でお聞きしたところ,お調べいただき「南一の沢」の方であると御教示下さいました。感謝。
明治二十八年1895齋藤源太郎が塩釜協会を創設して神社を創建する。この協会の石柱が残っている。大正十年1921に西大寛町258の稲荷神社を合祀している。『栃木県神社誌』昭和39年2月11日発行記載の住所が「一の沢町38番地」で,旧住所は「河内郡城山村駒生一の沢38-2」,昭和14年の区画変更を経て,さらに平成に「南一の沢」になって訳が分からなくなったが該当社にまちがいなし。
文星芸大付属高校の正門北,鹿沼街道から梅林に入ったところに鎮座。拝殿額は「塩釜稲荷神社」,鳥居額は「塩竃稲荷神社」
覆屋に多数の石祠。




左手が境内社覆屋

多数の石祠

右手にもう一社稲荷神社

妙法稲荷神社
[みょうほういなり神社]
栃木県宇都宮市桜3-3-12


桜小学校のすぐ南,鹿沼街道から入る。
詳細は不明。

不明社
[推定:稲荷神社]
栃木県宇都宮市二荒町9-15

PARCOの南側,琴平神社の斜め前。氏神様か。狐の陶器が飾ってある。



[検索]で訪問された方へ:このページはTopページから表示されるリンク先ページで不完全です。正常にご覧いただくには次から>>入り口