三澤神社
[みさわ神社]
栃木県宇都宮市・鶴田町2110

祭神:倉稲魂命
宇都宮市の西部,鹿沼街道と宇都宮環状線が交差する雨情陸橋北東の鶴田川沿いに鎮座。
三澤神社付近は大きな農家二軒に守られて往古の面影を保存している。氏神さまのようである。ここから見える羽黒神社までは600mほど,高龗神社までは1200mほど。
石祠背面に「大正八年旧九月十九日建之」1919年
石鳥居は「大正八年九月十五日建之」1919年

鶴田には三本の川が流れ,三つの沢があった。東から,一の沢,二の沢,三の沢と呼んだが二の沢だけは口の端から消えてしまった。
「二の沢」「三の沢」という町名はなく,番地は河内郡姿川村大字鶴田であった。通称の三の沢は二の沢あたりを呼ぶようになり,現在の三の沢郵便局付近をさす。
現在の睦町と西一の沢町あたりと,作新学院南部の鹿沼街道沿い二の沢あたりは半世紀ほど前までは実際に沢にふさわしい景観が広がっていたが,羽黒山を削った土で埋め立てられて宅地となったために沢の面影はない。それでも流れはいまだに細々と続いている。
駒生の中丸溜から南下する鶴田川と合わせて三本の用水が三つの沢を形成し,肥沃な田園地帯を支えていた。
三本の川は楡木街道(鹿沼インター通り北)で合流し,下砥上町と西川田町の境を南下してさつきロード入り口付近で姿川に合流する。
JR日光線の鶴田駅まで鶴田町である。
鶴田鎭守は字鶴ケ岡の「高龗神社」で,祈雨祈晴の高龗神と闇龗神を祀り,豊作を願う「羽黒神社」に倉稲魂命を祀っている。なおWebの地図に「高龍」とあるのは誤記。雨+口三つ+龍字が正しい。












鶴田川

中央社殿・右手に羽黒山



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