安住神社

[やすずみ神社]

栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢4079

旧地名:芳賀郡南高根沢村大字下高根沢字大久保
祭神:素盞嗚命・大己貴命・少彦名命
境内社:下原稲荷神社・琴平神社・大杉神社・八坂神社・天満宮・皇大神社・天岩戸別神社。『栃木県神社誌』には琴平・稲荷に加え五郎大夫明神が記録されている。
承元元年1207九月十九日字大久保の地に創建。元禄十三年1700再建,明治三十一年1898本殿銅葺屋根他の大修理。 一の鳥居は明治二十六年1893石製。古い方の社号標は大正五年1916。二の鳥居は朱色も鮮やかな両部鳥居。
参道入ってすぐ左手奥に安住神社社家祖霊社。さらに進むと左手に「額殿絵馬殿展示館」つづいて「下原稲荷神社」。石製鳥居右手に多数の絵馬。向かい側には大きな一枚の絵馬に多数の願掛け。
朱色の燈籠が並ぶ美しい石敷参道両側には大きな岩がふんだんに使われている。
手入れの行き届いた立派な神社。
芳賀町には安住神社がもう一社与能に鎮座する。
『鹿沼聞書・下野神名帳』には社掌「岩本豊後」が兼務した芳賀郡の神社があと4社記録されているが,まだ残っているか合祀されたか,不明である。
星宮大明神 大塚  岩本豊後
梅宮神社  大隅  岩本豊後
清滝大権現 吹上  岩本豊後
稲葉大明神 稲荷村 岩本豊後
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
芳賀郡 正一位 安住大明神 下高根沢 岩本豊後
*『下野神社沿革誌』巻六-39丁 明治三十六年1903
芳賀郡南高根澤村大字下高根澤字大久保鎭坐 村社安住神社 祭神素盞嗚命大己貴命少彦名命
建物本社間口一間五尺奥行一間二尺銅葺 拝殿間口五間奥行二間トタン葺 末社七社 石木華表二基 石燈籠六基 氏子二百五戸
本社創建遼遠にして不詳なれとも地方の舊社にして明治六年五月郷社に定めらる仝十年區劃改正の爲め村社に列せらる 社域九百七十四坪字高燥の地にて一の鳥居内は切石を敷き詰め石の燈籠左右に並列し境内には古杉老檜蓊蔚として繁茂し幽邃にして雅致あり

下高根沢鎮守
かなりの奥行き 拝殿に多数の額
見事な曲線
けやき
本殿裏の御祭神御光降之処 本殿裏手の石祠
本殿裏手 神輿格納庫 入口方向
本殿方向 整った参道 右の鳥居は稲荷神社
額殿絵馬殿展示館 左手奥に安住神社社家祖霊社 祖霊社

下原稲荷神社


稲荷神社向かい側の絵馬
大きな狐狛犬

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