鹿島神社

[かしま神社]

栃木県芳賀郡市貝町赤羽2657

祭神:武甕槌命・比賣命 配神:赤土命・天津兒屋根命・瓊瓊杵命・経津主命
境内社:八坂神社・稲荷神社・熊野神社
赤羽町裏[まちうら]に鎮座。参道に70基の石燈籠が並ぶ。震災被害を受けたがすべて修復。鳥居をくぐって左手の杉の根元にミツバチが巣をつくって羽音を盛んに立てている。この一本に毎年営巣する。そのすぐ先に金精神社が隠れている。
氏子さんのお話しでは半世紀ほど前には参道左手も杉が林立し昼直暗かった。夜は真の闇で肝試しをやらされたという。
拝殿内の古そうな額に「正一位相休社鹿嶌大明神」と書かれている。
昭和十一年1936社号標,昭和五十九年1984石鳥居。
境内社八坂神社の棟札に「平成六年1994・八坂神社雨覆新築」
古そうな社殿は近い内に新築の予定で,これが見納め(2014/5/20)。
*『鹿沼聞書・下野神名帳』(1800年頃)
芳賀郡 正一位 鹿島神宮 赤羽 塩田加賀
*『下野掌覧』万延元年1860
芳賀郡之部 正一位 鹿嶋大明神 赤羽村鎮座 祭主鹽田氏ナリ
*『下野神社沿革誌』巻6-37丁(明治三十六年1903)
芳賀郡市貝村大字赤羽字町裏鎮座 村社鹿島神社 祭神武甕槌命 比賣神 瓊々杵命 赤土命 天津兒屋根命 經津主命
建物本社間口一間奥行五尺 拝殿間口四間半奥行二間 華表一基 氏子百五十七戸 社掌鹽田實仝住所
本社は大同二年807の創立にして建保四年1216九月再建後鹽田陸奥の再榮にして士民崇敬の社なり 慶安二年1649十月徳川將軍家光より社領五石仝郡多田羅村地内に於て朱印を附せられ仝將軍累代先判の例により朱印を賜はらる 明治六年1873五月郷社に定められ仝十年八月區域改正に際し村社に列せらる 社域三千六坪平坦の地にして古松森々と繁茂し幽靜にして雅致あり
正一位相久社鹿嶌大明神 近々改築予定
八坂神社
十日稲荷神社 熊野三神社と大己貴命
御神木?切株
神輿庫内 天棚
70基 相休の杜とある
平成二年・参道並境内舗装整備事業 ミツバチの巣
金精神社
八坂神社

八坂神社

[やさか神社]

栃木県芳賀郡市貝町赤羽1690

祭神:素盞嗚命
境内社:愛宕神社(軻遇突智命)
赤羽鴻宿。水田の中に鎮座。創建不詳だが,正徳六年1716の再建と伝えられる。
拝殿左手に愛宕神社。「昭和六十一年十一月二十四日・再建遷宮祀」
寛政十二庚申年1800庚申供養塔。
平成十八年石鳥居。
愛宕神社鳥居
寛政十二年1800 手水石 水田に鎮座
星宮神社

星宮神社

[ほしのみや神社]

栃木県芳賀郡市貝町赤羽176-10

祭神:磐裂神・根裂神
赤羽古屋敷鎮座。明和九年1772悪疫蔓延し多数の死者を出したため赤羽2657の鹿島神社末社星宮神社を勧請し悪疫退散・村内安全を祈願して創建した。
手水石と燈籠は昭和十一年1936奉納。
手水石 水田に鎮座
大杉神社

大杉神社

[おおすぎ神社]

栃木県芳賀郡市貝町赤羽1045

祭神:大杉大明神
詳細不詳。境内に中新田公民館。昭和三年1928社号標。鳥居右手に生駒大神。手水石左に馬頭観世音。昭和十四年1939狛犬手前に覆屋つきの木製祠。拝殿額は消えかけているが,内部には大杉神社額が見える。
生駒大神
日枝神社

日枝神社

[ひえ神社]

栃木県芳賀郡市貝町赤羽3313

境内に西宿公民館。拝殿右手の昭和53年1978覆屋に地蔵尊など。昭和54年1979に社殿を新築している。詳細不詳。
大正十一年1922「石鳥居建設・石旗杙建設・社殿塗板葺」記念碑。
腸チフス病害と患者の経緯を記した板書が拝殿内に。
境内に西宿公民館。
大正十一年1922
本殿右手
若宮八幡宮

若宮八幡宮

[わかみやはちんまんぐう]

栃木県芳賀郡市貝町赤羽873

詳細不詳。
下赤羽交差点西南500mの高級住宅地に鎮座。入口は幅一間もないので見落とす可能性があるが,参拝すると不審者扱いされるのでどうでもいいか。個人の神社には見えないのだが。
昭和39年1964本殿雨覆・鳥居・石燈籠・社名標新築記念碑。
八幡宮額
入口
昭和39年 少し北の工事中の青麻神社

 

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