日枝神社

[ひえ神社]

栃木県宇都宮市下岡本町2056(1460)

祭神:大山咋命 配神:火産霊命・大山祇命・木花咲耶姫神
大同二年807近江の国の日吉神社より御分霊を勧請して創建。本殿の棟札に「丁亥」の文字が残っているという。大同二年の干支であれば栃木県では1200年を越す証拠のある数少ない古社のひとつ。維新に際して山王大権現から日吉神社に改称した。通称山王様。その後いつころからか日枝神社と枝の字を使うようになった。
大正元年1912字大橋峰下愛宕神社,字十六原湯殿神社,至所字鎌井台浅間神社,字鶏山鶏鳥神社を合祀。
4号国道沿い,岡本小学校の南。
大正三年1914社号標。一の鳥居は平成五年再建。明治四十年1907二の鳥居手前右手に天明元年1781の鳥居柱が保存されている。大正五年1916石燈籠。石段を上りきると明治十九年1886石燈籠。大正十五年1926狛犬は増淵善祥作。
昭和六十三年1988参道改修工事記念碑。
例祭:2月17日/4月14日/11月24日 4280坪
*『鹿沼聞書・下野神名帳』(1800年頃)
河内郡 山王大権現 下岡本 三王寺
*『下野神社沿革誌』巻五-15丁(明治三十六年1903)
河内郡古里村大字下岡本鎭座 村社 日枝神社 祭神 大山咋命 建物本社間口一間奥行一間四尺 拜殿間口四間奥行二間半 餞殿間口二間奥行二間 華表一基 氏子八十二戸
本社創立年月詳ならす 社域四千百十七坪 字十六原に在り 社殿古雅にして境内の廣大なること郡内屈指の社なり
4号線から 一の鳥居 右:天明元年旧鳥居
石段脇の杉
本殿 石祠多数
広い境内
4号線 中央の杜の奥に鎮座
日吉神社

日吉神社

[ひよし神社]

栃木県宇都宮市中岡本町2569

主祭神:大山祇命
上記日枝神社から東北本線を挟んだ真北に鎮座。
石段の途中に一の鳥居(昭和廿四年辰と彫られていて干支が謎)。左手下に古そうな石像。目のつりあがった見事な造形だが,残念ながら小生には玉生くらいしか字が読めない。
石段を上りきると右手に社殿。左手の鳥居は大震災で倒壊してしまった。かなり大きな石鳥居だったのでほんとうに残念だ。
近江の国坂本の城が落ちて敗残兵がここまでたどり着いて住み着き,永正八年1511ころ故郷の坂本三王大権現の御分霊を勧請して創建。
寛政元年1789本殿を再建し,明治二十七年1894に現在地に遷宮。
鹿沼から購入した天棚あり。
明治三十七年1904社号標。文化三年1806手水石。昭和十年1935/昭和四十七年1972石燈籠。
拝殿内に日吉神社額が三枚見える。
例祭:11月3日 390坪
*『鹿沼聞書・下野神名帳』(1800年頃)
河内郡 山王大権現 中岡本 三王寺
*『下野神社沿革誌』巻五-15丁(明治三十六年1903)
河内郡古里村大字中岡本鎭座 村社 日吉神社 祭神 大山咋命 建物本社間口一間奥行一間半 拜殿間口二間奥行三間 末社三社 氏子三十七戸
本社創立年月詳ならす 社域五百四十七坪を有す
石段手前左手
昭和廿四年辰?
鳥居跡 文化三年1806
山神社

山神社

[やま神社]

栃木県宇都宮市下岡本町4151

主祭神:大山津見命(大山祇命)
旧地名:河内郡河内村下岡本
山神社は7キロ北の下ケ橋西組の氏神を譲り受け昭和十二年1937に岡本駅前住民の守護神として遷宮したもの。岡本駅を出てすぐ右手の線路沿いに鎮座。
平成5年社号標。昭和七年1932狛犬。
祭日:10月15日 430坪
昭和八年1933十九夜

不明社

[?神社]

栃木県宇都宮市中岡本町2616

日枝神社の先の4号線岡本小入口交差点を左折してすぐ右手に森が見える。入口に「施薬院」と「観音堂」。小川を右に見て進むと平成12年石鳥居があり,石祠が計8基,石燈籠計4基。
読めるもので「明治四十四年1911」
施薬院内に観音堂再建由緒が書かれており,寛永十三年1636創建とある。
清流の脇の道を西に進んで線路を渡って左折すると上記日吉神社に至る。
施薬院左と地蔵堂
観音堂解説 地蔵堂解説
稲荷神社

稲荷神社

[いなり神社]

栃木県宇都宮市中岡本町1045

主祭神:倉稲魂命
岡本城趾の南隣り。真下のお宅に駐車させていただいた。感謝。
根古屋自治会が奉納した平成10年1998石鳥居。
鬼怒川右岸の河川敷からは一段高い丘陵に鎮座。
入口 上方に鎮座 稲荷神社
77段だったか 石段右手 二の鳥居
正一位稲荷神社の略 本殿石宮
狐狛犬
右手に5基
大谷石の参道 東を見下ろす

不明社

[?神社]

栃木県宇都宮市中岡本町953

上記稲荷神社の東の水田に鎮座。
根古屋公民館の西の高圧線鉄塔の下に石鳥居が見える。覆屋に金網が張ってあり,石祠の中の木札を読もうとしたが,かすれて読めなかった。
金網越しに

星宮神社

[ほしのみや神社]

栃木県宇都宮市中岡本町3159

主祭神:磐裂神・根裂神
旧地名:河内郡河内村中岡本
古里中学校の北に鎮座。創立450年はたつという。昔は和久根小屋,台,岡本新田,白沢など広範な地域の鎮守であったが,江戸末期に奥州街道の宿駅白沢が繁栄し,人口の移動があり,地域的には和久根小屋台のみの鎮守となったが,氏子は昔とかわらずお参りに来るという。明治三十五年1902の台風で数百年来の多数の巨木が倒壊し,社殿も破壊されたが,氏子の努力で速やかに再建した。明治四十年1907字河原端の下山神社を合祀。
昭和31年1956二の鳥居。昭和十年1935狛犬。
祭日:11月19日 474坪
*『鹿沼聞書・下野神名帳』(1800年頃)
河内郡 星宮大明神 上岡本 三王寺
*『下野神社沿革誌』巻五-16丁(明治三十六年1903)
河内郡古里村大字中岡本鎭座 村社 星宮神社 祭神 磐裂命 根裂命 建物本社間口三尺奥行一間 拜殿間口三間奥行二間 氏子四十九戸
本社は字上山に在りて 社域四百八十坪を有す
星宮神社額
昭和十年1935
板絵
社殿裏手 小さく?ても立派
ご神木か 入口
石段を上る 一の鳥居 二の鳥居
稲荷神社

稲荷神社

[いなり神社]

栃木県宇都宮市中岡本町1501

祭神:倉稲魂命
居酒屋桜の敷地内にある。朱塗りの木製祠と4基の石祠。朱塗りの鳥居が6基。
用水越しに 鎮座の杜
大杉神社

大杉神社

[おおすぎ神社]

栃木県宇都宮市中岡本町1764

祭神:大山津見命(大山祇命)
鬼怒川右岸の広大な田園地帯に鎮座。明治四十年代の石鳥居。昭和十一年1936石燈籠。文政十年1827石燈籠。
例祭:3月第一日曜日 176坪

不明社

[?神社]

栃木県宇都宮市中岡本町1639

大杉神社の真南。鳥居のすぐ前が水田なので正面から撮影できない。石鳥居は平成9年1997奉納で,注連縄も張ってあり現在も手厚く祀られていることが分かる。
鎮座の杜
琴平神社

琴平神社

[ことひら神社]

栃木県宇都宮市東岡本町577

祭神:大国主命 菊地教中之命
旧地名:河内郡河内村東岡本
鬼怒川右岸,岡本東部。開墾にあたり安政二年1855に鍬入式を行い,同時期に創建。文久二年1862に開墾に功あった菊地教中孝兵衛1828-62が亡くなるやその徳を敬い霊を合祀した。
鳥居額に「琴平神社」,左手の「琴平神社鳥居建立記念」碑は平成14年11月吉日。隣りに旧鳥居柱が保存されている。
Web地図はすべてゼンリンにたよって「東海神社」で載っている。これは菊地教中の父,江戸の豪商大橋淡雅1788-1853の雅号のひとつが明の書家張東海に由来する「東海享軒」であったことから菊池家では東海神社と呼んだことによる。なお『栃木県神社誌』では東海には触れておらず「通称」の項目には「鎭守さま」で掲載。
祭日:11月17日/1月1日 818坪
*『下野神社沿革誌』巻五-15丁(明治三十六年1903)
河内郡古里村大字岡本新田鎭座 村社 琴平神社 祭神 大物主命 建物本社間口一間奥行一間 拜殿間口三間奥行二間 氏子三十戸
本社創立年月詳ならす 社域七百三十三坪あり
旧鳥居
聖徳太子神社

聖徳太子神社

[しょうとくたいし神社]

栃木県宇都宮市中岡本町2026

主祭神:聖徳太子大神
外れた鳥居額が鳥居柱脇にあり,聖徳太子と書かれている。
聖徳太子の文字

 

 宇都宮市の神社目次へ 
 ページトップ