八坂神社

[やさか神社]

栃木県宇都宮市石那田町1709

主祭神:素盞嗚命
社殿が2か所に分かれている。日光街道沿いにあるのは「仮殿」で,本殿はここから500mほど北上し,左折して日光宇都宮道路の下まで進んで車止めに到り,そこから徒歩で日光道をくぐってほどなくの山腹に鎮座する。
明暦元年1655疫病退散のため山城国八坂神社より分霊を勧請して創建。享保七年1722に再び疫病の流行に恐怖し,石宮を造営して敬神の念を改め天王祭も厳重に執行するようになる。
本殿脇に東日本大震災で倒壊した本殿・鳥居・燈籠等を修理復原した旨の記念碑。
本殿石祠裏面に「文政九戌天1826四月吉日」と刻まれている。石鳥居は「寛政九未天1797」石燈籠に「安永二年1773」「文化九年1812」「弘化三年1846」「嘉永四年1851」が読める。左手奥に「献木槙」碑。
7月17日に本殿から仮殿にご神体をお遷しする「下遷宮」が催され,氏子が7日間五穀豊穰村内安全を祈願し,7月24日に屋台6基・神楽を繰り出し,ご神体を本殿に「上遷宮」する神事・天王祭が4年ごとに行なわれてきた。
詳しくは「宇都宮の伝統文化」「石那田八坂神社天王祭」を。
日光街道沿い田川左岸の石那田町645にあるのは「八坂神社仮殿」で「御仮屋」
こちらには解説看板が整っており,ありがたい。付け加えることはない。
「寛政七年1795」常夜燈。
新渡神社

新渡神社

[にわたり神社]

栃木県宇都宮市上小池町499

主祭神:日本武尊 境内社:天神社・稲荷神社・大杉神社
日光街道を北上して,あと300mで日光市に入る手前右手の林に鎮座。立派な上小池公民館が北脇に。
[にわたり]神社は,県内には以下の社が判明している。
徳次郎に「鶏渡神社」[にわたり],旧今市轟に「高男荷渡神社」[にわたり],小百に「高尾荷渡神社」[にわたり],岩舟に荷渡神社[にわたし],野木と大平町に「根渡神社」[ねわたり],氏家に「鶏神社」[にわとり],上金井に「鶏鳥神社」[にわとり],新里に「鶏大権現」,芳志戸に「荷渡権現」があり,那珂川久那瀬の「二渡神社」の読みは『栃木県神社誌』昭和39年版で[ふたわたり]のルビが振られているが,通称に[にわとり宮]とあるので[ふたわたり]は誤記か誤植だろうか。いずれにしろ県内では珍しい社号である。
全国では関東以北では[に][ね][み]の音をあてた漢字を用いる社もある。庭渡,御渡,美渡,子渡,根渡,三渡,見渡など。読み方も変化して[にわたし」[みわたり」などとなる。他に二羽渡・仁和多利・新渡・海渡・三輪足・鬼渡など多様だ。
栃木県の「龗おかみにかかわる神社」に限っても8年調べて,まだ新発見社が出てくるので「にわたり」は専門家におまかせしたい。
『下野神社沿革史』5巻23丁(明治三十五年1902刊)
*河内郡篠井村大字下小池鎭座 村社新渡神社 祭神日本武命 建物本社間口四尺奥行三尺 末社四社 石燈籠三基 氏子二十八戸 本社創建年月詳ならす 社域一千三百六十六坪あり
裏手のお宅

 

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