湯殿山神社

[ゆどのさん神社]

栃木県宇都宮市駒生2-5-31

主祭神:大山祇命
天正元年1573の創立。
環状線ドコモショップ前の大塚ラーメン脇を斜め左に上って行くと左手に。半世紀前には,このあたりは林と畑しかなかった。いまは住宅が密集している。
鳥居額に「湯殿山神社」。石燈籠一対と本殿石祠。後ろに以前の本殿らしき石祠が積んである。さらに竹垣で本殿が囲まれている。珍しい形式。右手に石祠が一基。左手に戦没者追憶之碑。その左に大谷石の古い石祠。
読み取れる文字はなかったが,江戸時代以前の安土桃山時代に創建された伝統ある社。
竹垣
左手 右手
桜と杉 コジマが見える 鎮座の杜
綿向稲荷神社

綿向稲荷神社

[めんこいなり神社]

栃木県宇都宮市駒生町1418

主祭神:倉稲魂命 境内社:八坂神社
旧住所:駒生狭又1418 大谷街道が東北道をくぐる手前を左に入ってすぐ。
なんと読むのかと60代の方におたずねすると「めんこ」と発音なさっていたので,「う」はつかないのか確認したが「めんこ」とのこと。
古い方の石燈籠は大正十一年1922
真新しい御影石製「上屋新築・境内整備記念碑」が立っている。
例祭:2月11日 64坪
本殿
湯殿神社

湯殿神社

[ゆどの神社]

栃木県宇都宮市駒生町1792

主祭神:大山祇命 境内社:八坂神社
旧住所:駒生松原1792 大谷街道で東北道をくぐり右に入ってすぐ。983坪。昼間は大谷保育園の駐車場になっている。
鳥居額は「湯殿神社」,拝殿額は「湯殿神社・八坂神社」と相殿を併記。
左手にお堂があり十九夜と六地蔵が納められているが,鍵がかかっていて年号は読めない。元治二年1865か明治三年1870?
石燈籠は安政六己巳年1859。
大谷石製の修復された金精さまが園児の背丈よりも高く立っている。となりの男体山は嘉永五壬子歳1852十二月。
となりに昭和63年1988の「男體山石碑移築記念」御影石碑。
このあたりでは「山」を付けずに「湯殿神社」を名のる社がいくつかあり,つぎに紹介する2610番地の社も山がつかない。
例祭:4月第3日曜日 983坪
拝殿 拝殿額
金精さま
男體山 覆屋内
覆屋内十九夜 境内右手
湯殿神社

湯殿神社/大山阿夫利神社

[ゆどの/おおやまあふり神社]

栃木県宇都宮市駒生町2610

主祭神:大山祇命
旧住所:駒生外和田2610
真新しい石祠内に「大山阿夫利神社大前祈祷御璽」の木札が納められている。ここは『栃木県神社誌』には「湯殿神社」で記録されているので,阿夫利神社にお参りして拝領してきたものか。大山阿夫利神社は伊勢原市大山の大社で大山祇神を祀っており,境内社前社に高龗神,奥社に大雷神を祀る。大山祇命はここの祭神と合っている。しかし,本来は奥州湯殿大神を勧請して創建された社である。
社号を刻んだものは他に見当たらず,もう一社別に湯殿神社があるのか不明なので,とりあえず併記しておく。
300m西南の大谷地下研究所の斜向かいに「官修墓地」があり,石祠が二基。
例祭:旧暦6月14日 797坪
大山阿夫利神社 手水石三基
裏手に清流
隣りのお堂 官修墓地 右手の石祠
若松神社

若松神社

[わかまつ神社]

栃木県宇都宮市駒生町3042

主祭神:句句之知命
旧住所:駒生久保田3042
東北道大谷パーキングエリアのすぐ西の小高い森に鎮座。
似たような森がいくつかあり,入口も見えないので,見つけるのはたいへんだった。500mほど西で農作業中の方が詳しく教えてくださいました。感謝。このあたりでは上の湯殿神社と次の八坂神社,ここ若松神社,少し離れた駒生中久保の高龗神社の四社を共通の宮司さんと役員の方々で管理なさっている。
森を隔てた西の田んぼにも石祠三基の不明社がある。
例祭:旧暦9月20日 48坪
本殿 愛嬌のある狛犬
鎮座の杜 西隣りの石祠
少し北の個人の神社 付近の石祠 付近の石祠
八坂神社

八坂神社

[やさか神社]

栃木県宇都宮市駒生町2870

主祭神:素盞嗚命
旧住所:駒生道上2870 西が岡小学校の西,東北道下に鎮座。70坪。年代の読めない石祠がいくつか。新しい石祠は2610の湯殿神社本殿と同じ形式であるのは奉祭する方々が共通だからだろう。東北道に東西を分断されたが,若松神社と湯殿神社はここから近い距離にある。
社号を彫ったものは何も見つからない。
すぐ北隣りに上駒生公民館と,地蔵堂があり,多数の石塔石像が祀られている。左手の覆屋に文化十二年1815と嘉永七年1854十九夜。左端に文政十二年1829石燈籠。
例祭:旧暦6月14日 70坪
本殿 向かいに東北道
地蔵堂
上駒生公民館
大杉神社

大杉神社

[おおすぎ神社]

栃木県宇都宮市駒生町1035

主祭神:大杉大明神(阿波神)
宇都宮環状線コジマ電器のすぐ西の新興住宅地に鎮座。少し前まで田畑や林ばかりだった。
神社らしいものは何もなく,覆屋の額文字のみ。
大杉神社

 

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