出流大山神社
[いずるおおやま神社]
栃木県真岡市上大田和1100
主祭神:大山祇神
境内社:大杉神社(大国主命)・稲荷神社・八坂神社
大同二年807の創立と伝えられる。明暦元年1655幣殿と拝殿を造営。寛保二年1742修理,明和九年1772本殿修理,雨覆造営。文久二年1862神祇管領祇伯王殿公文所より正一位大山出流大権現の額を与えられる。維新に際し大山神社と改称した。
『鹿沼聞書』では山がついて「出流山大権現」,『沿革誌』では出流なしの「大山」で記録された。
社殿左手の一段高いところに,厳島,大杉,愛宕,千勝,熊野,雷電神社が並んでいる。
大正四年1915石鳥居。
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
芳賀郡 出流山大権現 太田和 西光寺
*『下野神社沿革誌』巻六-4丁 明治三十六年1903
芳賀郡大内村大字上大田和字出流鎭座 村社大山神社 祭神大山祇命 建物本社五尺四方 拜殿間口三間奥行二間 末社六社 華表一基 氏子七十六戸 社掌小池茂平仝住所
本社創立年月未た詳かにせす 社域五百三十四坪高燥の地にして古松蔚然として生へ繁り幽致愛すへし
華表寄附連名
右の階段の上に境内社
入口
中腹に鎮座
広大な水田を見下ろす
付近の石祠
星宮神社
星宮神社
[ほしのみや神社]
栃木県真岡市上大田和141
主祭神:磐裂命・根裂命 境外社:大杉神社
121号線飯貝交差点,大内南小学校南の田園地帯に鎮座。朱色の両部鳥居があるのみで社号を示すものはない。拝殿にあたる位置に「新谷集会所」の看板が架かっており,瓦屋根だけがかろうじて神社ふう。旗杭と手水石がある。『栃木県神社誌』昭和39年版には流造木羽葺間口四尺奥行三尺三寸の本殿が間口三間奥行二間の草葺拝殿に納められていたことが記録されている。
下太田和,堀内の虚空蔵尊とともに「三虚空蔵」と呼ばれたが,維新に際し「星宮神社」と改称した。
明治四十四年1911に字長塚の八坂神社を合祀している。
*以下は確証がないが大田和に現在社が見つからないのでここに記しておく。
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
芳賀郡 七所大権現 大田和 福寿院
新谷集会所
手水石
右奥に大内南小
浅間神社
浅間神社
[せんげん神社]
栃木県真岡市田島901
主祭神:木花開耶姫命
五行川左岸に鎮座,川を挟んだ西に下記の星宮神社。
玉垣柱に「昭和52年1977七月十七日・浅間神社」,棟札に「平成九年時天長地久・浅間神社上屋舎一棟奉献祝札・七月十七日祈五穀豊穰」
七月十七日が祭日か。詳細不詳。
左右に浅間神社の文字
平成九年上屋舎奉献祝札
風神雷神
翼のある天女
鳥,鳳凰?
翼のない天女
昇竜
降龍
周囲は水田
参道に沿って清流
星宮神社
星宮神社
[ほしのみや神社]
栃木県真岡市田島730
主祭神:磐裂神・根裂神
五行川右岸に鎮座。川を挟んだ東に上記の浅間神社。
大前神社の宮司さんの書で「社号・星宮神社・別号虚空蔵さん」と彫られた石版が右手に建てられた。
「社号」と断わってある
平成14年建立
鮮やかな朱色の本殿
左のお堂の中
水田を背に石造と石塔
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