熊野

熊野神社

[くまの神社]

那珂川町・片平1248

旧地名:那須郡・小川町大字片平字竹ノ内
主祭神:伊耶那岐命・伊耶那美命 境内社:八雲神社・稲荷神社
建久元年1190創建と伝わる。大正八年1919,天神社など五社を合祀。
鳥居をくぐって右手に平成4年1992の假屋,泰安殿。平成12年2000石燈籠から石段が伸びている。昭和36年1961参道改修記念碑が建てられているので半世紀以上前の石段。上れども登れどもなかなか社が見えてこない。じつに良くできた段差と踊場の位置によって息が切れることはないのだが,配置された踊場がトリックになっていて,いつまでも社は見えてこない。と思いながら上って行くと最後に右斜め上方に角度がつけられているので,下から真上に社は見えないようになっていることに気付かされる。そして最後の石段と思って上ると,また踊場が設けられていて,先に石段が伸びている。当社の石段はぜひ一度挑戦してください。
例祭:10月29日 風神祭:9月1日 八雲例祭:7月15日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
那須郡  熊野大明神 片平 斎藤斎宮
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 八巻36丁
那須郡大字大字片平 鎭座 村社 熊野神社 祭神 伊佐岐命・伊佐那美命・事解男命 建物本社間口一間奥行五尺 拜殿二間四方 末社三社 氏子四十四戸
本社創立は建久九年1198九月紀州熊野より奉遷す 社域四百五十四坪字竹之内に在り
同じ斎藤斎宮で次の三社が記録されているが現在社不明。
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
那須郡 正八幡   片平 斎藤斎宮
那須郡 温泉大明神 高槻 斎藤斎宮
那須郡 温泉大明神 後  斎藤斎宮
*『下野掌覧』万延元年1860 那須郡之部
正一位 八幡宮 片半村鎮座 祭主齋藤氏ナリ>片半は片平
白壁の泰安殿
参道改修記念碑 まだ見えない 屋根が見えてきた
踊場がまた たどりつく 大正二年1913額
大杉があった
 
左:稲荷,右:八雲
昭和十六年1941狛犬
文化九年1812 文字は見えず
御神木
石段上り口
&神輿屋根が見える 鳥居も中腹にある
平成6年1994旗竿 古墳の文字
白久

摩弓神社

[まゆみ神社]

那珂川町・高岡535

主祭神:八千矛命・譽田別命
旧地名:那須郡・小川町大字高岡
応仁元年1467九月の創建。『下野神社沿革誌』では「麻」の字。
丘陵を右にして南下すると山裾にステンレス製旗竿が見えてくる。水田脇に駐車して上っていけば鳥居。山頂かと思いきや石段の上方に社殿が見えて,熊野神社の次だったのでほっとする。
本殿前に外された大正八年1919十一月一日奉納の額があり,消えかかっているが,右の行に「八幡神社」左に「摩弓神社」と書かれている。上記熊野神社の項に記しておいた「片平」の八幡宮だろうか?隣村だが。那須一族の関係でこのあたりには八幡宮は多いので,高岡に別にあったか。麻弓・摩弓いずれにしろ珍しい社号で那須与一に因むか。
例祭:10月29日
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 八巻37丁
那須郡那珂村大字高岡鎭座 村社 麻弓神社 祭神 八千戈命/譽田別命 建物本社間口二尺奥行一尺五寸 拜殿間口一間半奥行二間 末社五社 氏子十五戸
本社創立は應仁元年1467九月にして本村鎭守神たり 社域六十三坪字屋敷上に在り
昭和十三年1938石燈籠
八幡神社/摩弓神社 本殿
摩弓神社本社拝殿再建寄附 境内左手に 年代不明
旗竿
石段の上部に社殿
石段は大正八年1919
親鸞

親鸞聖人蛇身済度御経塚

[しんらんしょうにんじゃしんさいどおきょうづか]

那珂川町・片平340-2

233号線沿いの森に古い経塚がある。石段付きの土台の上に自然石が保存されており,正面に「親鸞聖人蛇身済度御経塚」,側面に「事繁建暦三年1213癸酉春・勅願所佛光山東照院常國寺」と刻まれている。なんと800年以上前の貴重品。「事繁」は多事忙だが年時の意で書くことがあったのだろう,初めて見た。
左手の聖徳太子は大正十二年1923十月建立。
 

 

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