鹿島神社
[かしま神社]
那須烏山市・野上1035
旧地名:那須郡・烏山町大字・野上
主祭神:武甕槌命・木花開耶姫命・大山祇命
境内社:春日神社(天児屋根命)
推古天皇593-629の御代六条大納言高房が当地に流罪となって野上二条を名乗った。常陸国鹿島神宮に子宝祈願したところ一子を授かったので感謝を込めて創建。
大同四年809再建説は『栃木県神社誌』平成18年版で元亀二年1571に訂正された。
大正六年1917大字野山富士山の浅間神社,野山山の神の山神社を合祀。
例祭:10月第一日曜日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
那須郡 鹿島大明神 野上 大森市正
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 巻八・22丁
那須郡 向田村大字南野上鎭座 村社 鹿嶋神社 祭神 武甕槌命 建物本社間口一間四尺奥行二間 拜殿間口三間奥行二間 末社三社 氏子七十七戸
社傳に曰く推古天皇の御宇二條大納言高房卿罪ありて當地に配流せらる 故に野上二條と號す 時に高房子なし依て鹿嶋神社ー祈願し遂に一子を産む 此より崇信彌厚く一祠を建て鹿嶋大神を勸請し常に祭祀怠たらす 後大同四年七月十日宮殿を再建し一村の總守神となす 社域四百六十九坪淸洒の地に在り
金刀比羅
金刀比羅神社
[ことひら神社]
那須烏山市・中央3-4-10
旧地名:那須郡・烏山町
主祭神:大物主命・金山彦命
境内社:五社稲荷神社・旗持稲荷神社(元医王寺にあった)・四方堅め八天宮の一
文禄四年1595創立の大宝院境内にあった金毘羅様を維新に際し金刀比羅神社とした。
例祭:4月10日
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 巻八・25丁
那須郡 烏山町泉町鎭座 無格社 金刀比羅神社 祭神 金山彦命 祭日三月十日十月十日 本社間口六尺奥行八尺 拜殿間口二間奥行二間半 末社三社 木鳥居一基 信徒三百五十人總代二員 社掌同上
本社創立年月詳かならす 社域百十四坪平坦の地にして泉町に鎭す 東に七合村の日操の連山に相對し那珂川を下瞰し頗る幽静にして愛すへし
壽亀山
寿亀山神社
[じゅきざん神社]
那須烏山市・中央3-7-4
旧地名:那須郡・烏山町
主祭神:烏山城主大久保佐渡守常春命 境内社:稲荷社(筑紫八幡宮・長者稲荷社・秋葉社)・魂霊神(歴代城主・殉国の士)
烏山城のあった城山を「寿亀山」という。大久保常春は江戸幕府老中で将軍吉宗のとき図書館を創設した。常春神社があったが明治十二年1879に寿亀山神社を領主の屋敷跡に創建した。
例祭:10月8日
八天神社
[はってん神社]
那須烏山市・旭1-1-10
旧地名:那須郡・烏山町
主祭神:安徳天皇
安政二年1855創立。鍛冶町宿尻に鎭座したが,町が発展したため新しくできた日野町に遷宮。発展[はってん]で中心部から遠ざかったので八天[はってん]と名乗るようになった。
例祭:8月16日
稲荷神社
正一稲荷神社
[いなり神社]
那須烏山市・滝田774
旧地名:那須郡・烏山町大字・滝田
主祭神:倉稲魂命
地理院地図の滝田1947に神社マーク
東江
東江神社
[とうこう神社]
那須烏山市・滝田862
旧地名:那須郡・烏山町大字・滝田字寺町 七合村
主祭神:武甕槌命
境内社:天満宮・八坂神社・熊野神社・水天宮・稲荷神社
『栃木県神社誌』平成18年版では創建不詳,『下野神社沿革誌』では延暦十四年795創立としている。五穀豊饒を祈願する獅子舞は300年以上前から奉納されていると伝わっている。
例祭:10月19日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
那須郡 東江大明神 滝田 堅城院
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 巻八・26丁
那須郡 七合村大字瀧田鎭座 村社 東江神社 祭神 武甕槌命 建物本社間口四尺五寸奥行一間 拜殿間口二間奥行三間 氏子七十一戸 社掌斎藤斎仝村仝大字住
本社は延暦十四年795の創立にして田村將軍東夷征伐の時戰勝祈願のため勸請すと云云 社域九百九十九坪高燥の地に在り
天満宮
天満宮
[てんまんぐう]
那須烏山市・城東2-4
旧地名:那須郡・烏山町大字・坂下
主祭神:菅原道真公
寛文元年1661創建。東江神社に遷宮していた時期があったが,嘉永二年1849現在地に独立。
例祭:10月25日