二荒山神社

[ふたあらさん神社]

日光市・明神631

主祭神:味耜高彦根命 境内社:稲荷大神・菅原神社
旧地名:今市市・明神/上都賀郡落合村大字明神
源頼朝が日光三社を勧請した六十六社の一であるとする説と,御諸別王が二荒山神社から勧請したとする説と,村民による創建のみっつの説が伝わっている。要は創立等詳細不詳。
例幣使街道から西に長畑に向かう途中の切り通し北上部に鎮座。手前の明神交差点に瀧尾神社。
道路沿い入口に昭和22年1947石鳥居と昭和31年1956建立の境内地譲与記念碑。久保坂下一六一七番地星宮神社,熊野山一九〇四番地熊野山神社,坂上と西沢の二荒山神社,田入二一三八番ノ二愛宕神社境内地が譲与許可された旨が刻まれている。旧郷社であったので明神の各神社を代表して記念碑を当地に建立した。
例祭:1月7日
*『下野神社沿革誌』明治三十五年1902 3巻-13丁
上都賀郡落合村大字明神鎭座 村社 二荒山神社 祭神 味耜高彦根命 建物本社間口四尺八寸奥行一間二尺石葺 拜殿間口三間奥行二間半杉皮葺 幣殿杉皮葺 石鳥居一基 末社二社 氏子十六戸 社掌福田廣光同村大字同住
本社は景行天皇御宇下野國造御諸別王の勸請にして二荒山の御分霊を本社に移遷し地方の惣鎭守と崇敬す 明治五年1872十二月郷社に定めらる 后同十年村社に列せらる 社域七百五十二坪高燥の地にして五十八階の石磴を躋りて本社に至る 本社東向にして頗る幽静なり 神職は往古より福田家にて代々奉仕せり
拝殿 拝殿左手 右手
拝殿左手の石宮
二荒山神社額
落合村大字明神の文字 境内地譲與記念碑
瀧尾

瀧尾神社

[たきお神社]

日光市・明神430

主祭神:田心姫命
旧地名:今市市・明神/上都賀郡落合村大字明神
創建等くわしいことは分からない。明神十字路の南西角に鎮座。となりはの建物に「明神社務所」の表札。平成11年に社務所を新築し,雨水対策排水工事を行なった。
文化九年1812石鳥居。
これだけの太さの梅はなかなかお目にかかれない。
社務所と鳥居 本殿 文化九年1812
本殿
手水石 読めない
梅の古木
星宮神社

星宮神社

[ほしのみや神社]

日光市・明神1617

主祭神:経津主命 境内社:八坂神社
旧地名:今市市・明神/上都賀郡落合村大字明神
経津主命の臣下の56代!末の小林美気丸が神護景雲767~770頃に創建したとする説と,長享1487~89頃に創立されたとする説がある。なんと700年もの差があり,このような事例を「創建等不詳」と記録する。巨杉からもそうとうの古社であることはまちがいない。
行川左岸の丘陵の切り通し北の森林に鎮座。切り通しをはさんで八坂神社。
切り通しの石段上部に二本の巨杉が聳えており,幹のすぐ向こうに文化九壬申天1812の石鳥居が建てられている。巨幹にはさまれて200年を経た鳥居越しに拝殿を望むという,なかなか見られない絶妙の光景。大きめ玉石を不規則に左右に並べ,間に小砂利を敷詰めた参道が美しい。
拝殿前に昭和十四年1939石燈籠。となりの平成14年の石碑は「恐れ多いこと乍ら」境内地に水道供給のための池を設置し,保証金を充てて本殿を改修し,幣殿・拝殿を新築したことが刻まれている。 例祭:1月15日
石段を上る 巨杉二本
文化九年1812鳥居
拝殿新築記念碑
本殿
鳥居方向 敷石
道路から
八坂神社石段 ここを上がる 八坂神社
八坂神社から星宮神社が見える
熊野

熊野神社

[くまの神社]

日光市・明神1904

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【Googleマップ】

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主祭神:伊耶那美命・伊耶那岐命・大日孁貴命
旧地名:今市市・明神/上都賀郡落合村大字明神
熊野山の頂上に鎭座。
例祭:4月第一日曜日
(233/452)
愛宕神社

愛宕神社

[あたご神社]

日光市・明神2113

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【Googleマップ】

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主祭神:軻遇突智命
旧地名:今市市・明神/上都賀郡落合村大字明神
天和三年1683大地震で聚落の家屋が倒壊炎上したため,山城国の愛宕神社より御分霊を勧請して字田ノ入の山腹に創建。火伏の神として信仰を集める。
(233/447)
二荒神社

二荒神社

[ふたあら神社]

日光市・明神1966

主祭神:田心姫命・大己貴命・味耜高彦根命
旧地名:今市市・明神/上都賀郡落合村大字明神
建久1190~99年間に源頼朝が日光三社大権現を勧請した六十六社の一であるという「明神631」の「二荒山神社」と同じ縁起が伝わっている。通称明神の男体山頂上に石宮が鎭座。境内地54坪。
『栃木県神社誌』昭和39年版p/233,『栃木県神社誌』昭和39年版p.467に掲載されているが,場所はまだ確認できない。
祭日:7月7日