宇都宮神社

[うつのみや神社]

栃木県佐野市白岩町329

祭神:大己貴命
葛生バイパス293号線田沼から201号線を北上して野上小学校の先,右手に鎮座。
*『下野神社沿革誌』二巻-29丁(明治三十五年1902)
安蘇郡野上村大字白岩鎭座
村社宇都宮神社
祭神大己貴命 祭日陰暦四月三日十月九日
建物 本社間口九尺奥行一間栃葺 幣殿間口九尺奥行一間 拝殿間口三間奥行二間 前殿間口六間奥行三間萱葺 鳥居一基 石燈籠二基 末社八社 氏子五十戸惣代龜山幸吉里三員 社掌陰山志善仝村大字仝十九番地住
社傳に曰く往昔は宇都宮大明神と称し天文元年1532九月九日の創立にして元禄十五年1702二月十九日を以て神祇管領長より正一位の宣旨を賜はり享保五年1720九月本社修繕を加ひ其后安永七年1778九月本社を改造し頗る壮麗を極む 寛政元年地頭彦坂民之助より米壹石金一兩御祈願料として寄附せられしより年々歳々崇敬を加へ常例として奉納あり 維新版籍奉還に際し止めらる 本社には卜部朝臣兼雄の眞筆及地頭彦坂氏源徳純の揮毫せし額面現在せり 明治五年社格改定に際し村社となる 神主は往古より影山家にて累代奉仕せり 社城千一坪にして社地は本大字中央小字白岩にあり 本社南向寒村に稀なる平旦の地にして田甫接續し民家所々に點綴す 境内の東北には銀色の巖山奇崖巍然として特立宛も青天に白雲の靉靆するか如きの觀を呈せり 昔人之を稱して白岩の村と云ふ 本社の周邊には老杉古樹森々蓊蔚として晝尚暗く就中神木と稱する杉は周園二丈に垂んとして雲表に聳ひ遥に望むも其社地たるを知る 西の側に接する村立尋常小學校あり其結構美観を極む 東奇岩の下に醫師神枇あり 後山の絶壁せる奇峭は風景絶佳にして山水の幽邃なる眞に仙境に入るの思あり
 
   

 

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