星宮神社

[ほしのみや神社]

栃木県下野市下古山1553

祭神:磐裂神・根裂神 配神:經津主神
旧地名:下都賀郡石橋町大字下古山
一の鳥居、二の鳥居、拝殿の注連縄がヘビの形をしている。
石段右手の石燈籠は文化四丁卯年1807
神楽殿に平成十四年の「太々神楽衣装類修復事業芳名額」
拝殿右手に八坂神社。棟札に「八坂神社移転新築・平成十二年七月二十日竣工遷座」,となりの石燈籠に「奉納・愛宕山・牛頭天王」
拝殿左手に「大杉神社」と「千勝神社」が一緒に祀られている。
裏手にもたくさんの石祠が祀られている。真新しい大谷石の垣の前に「嘉永四年1851愛宕山」の石燈籠。他にも「愛宕山」「天満宮」など社名の分かる石祠がある。『栃木県神社誌』昭和39年2月11日発行には境内社11と記録されている。『下野神社沿革誌』では16社。
太々神楽:4月10日前後の日曜日に太々神楽厄除祈願祭,13座からなる吉田流神楽 古山のかかし祭:8月中旬-9月中旬 旧参道に多数のかかしを並べる
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 4巻28丁
下都賀郡姿村大字下古山鎭座 村社 星宮神社 祭神 磐裂命・經津主命・根裂命 建物本社間口五尺奥行四尺 拜殿間口三間半奥行三間 神樂殿間口二間奥行三間 末社十六社 華表一基 氏子百六戸 社掌小林宇多仝村仝大字住
本社創立年月及ひ由緒の社傳等備りたたる社なりしか惜むらくは明治二十七年1894十二月中神官小林氏火災に罹り社傳等悉く灰燼に歸したるにより詳かならざるも大同二年807の勸請にして往古より一村の鎭守神にして小林家代々神主となりて奉仕せり 社域一千三百二十七坪平坦の地に在り 本社南に向ひ西北は田圃渺茫境内には老杉古檜森然として繁茂し深邃にして頗る幽雅なり

一の鳥居 左奥に男体山が見える ヘビの注連縄解説
二の鳥居へびしめ縄 招福鳥居
鳥居へびしめ縄 拝殿へびしめ縄
祭神が書かれている 八坂神社 左:八坂神社
狛犬 立派な社殿
神楽殿 千勝神社と大杉神社 千勝神社と大杉神社
裏手の石祠群 裏手の石祠群 奉納愛宕山・嘉永四辛亥1851石燈籠
西側の石祠群 左:神楽殿 三十八社御朱印額
右端にトトロ トトロ神社 田園風景百選
三宮神社

三宮神社

[さんのみや神社]

栃木県下野市・下古山3-15

旧地名:下都賀郡・石橋町大字・下古山
祭神:天照大神・火産霊神・素盞嗚尊 境内社:八坂神社
もとは愛宕神社で明治三十九年1906に天狗山の八坂神社と神明社を合祀して三宮神社とした。
本殿左手に「厳島神社」,本殿右手に「辨財天」
大正四年1915石鳥居。嘉永四年1851石燈籠。
例祭:10月24日 八坂神社神輿渡御:7月第二日曜日
三宮神社 燈籠多数
嘉永四年1851
左:八坂,右:三峯 八坂神社 八坂神社
三峯神社 三峯神社
三嶋神社

三嶋神社

[みしま神社]

栃木県下野市・上古山1428

旧地名:下都賀郡・石橋町大字上古山
祭神:大山祇命 境内社:八坂神社・雷電神社
文久元年1861の火災により古伝も消失。
拝殿左手に納額殿。
明治三十八年1905狛犬。大正時代の学校敷地拡張記念狛犬。
昭和十七年1942石燈籠。
大正四年1915御即位紀年献木碑。昭和五十二年1977献木記念碑。西ドイツ友好親善訪問記念碑。
例祭:11月第二日曜日 太々神楽
*『下野神社沿革誌』巻4-28丁(明治三十六年1903)
下都賀郡姿村大字上古山鎭座 村社 三島神社 祭神 大山祇命
建物本社間口一間奥行九尺 末社二社 氏子七十九戸 本社創建不詳 社域一千二百三十二坪にして字神の内に在り
 
本殿
太々神楽奉納額
学校敷地拡張記念
手水石
拝殿左手
  入口に橋
古山神社

古山神社

[こやま神社]

栃木県下野市・上古山92

旧地名:下都賀郡・石橋町大字・上古山
祭神:火産霊神 配神:天照大神・倉稲魂命・火産霊神 境内社:雷電神社・彰徳神社
もとは愛宕神社で明治四十年1907に稲荷神社と神明神社を合祀して古山神社とした。
2017年6月現在,改修工事中であった。
例祭:10月17日
改修中
拝殿天井 大きな破魔矢
本殿 本殿 本殿土台
本殿屋根 本殿扉
  大正十二年1923手水石
 
右:万延元年1860庚申塔 彰徳社 みこし殿
 
東明神社

東明神社

[とうめい神社]

栃木県下野市・上古山756

旧地名:下都賀郡石橋町大字上古山756
祭神:磐裂神・根裂神 配神:天照皇大神・大雷大神・大物主神
江戸期には虚空蔵宮と称した。明治四十二年1909に雷電神社,神明宮,金刀比羅宮を合祀して東明神社と改称した。氏子の居住する「東根坪」と「明之内坪」の東と明の二文字から命名。
例祭:10月10日
正面からは撮影できない
由緒 拝殿
本殿
拝殿左は神楽殿
昭和55年1980庚申塔 神楽殿
旗杭
権現神社

権現神社

[ごんげん神社]

栃木県下野市・上古山1763

詳しいことは分からない。水田越しに鳥居が見えるのだが,どこから入るのかがなかなか分からなかった。住民の方にお聞きして自転車も入れない狭い隙間を進むと鳥居が見えてきた。拝殿と本殿覆屋が分かれて建てられている一般的な形式。熊野権現?
権現神社額 本殿
本殿
拝殿左手 変わった形の燈籠
 
鳥居前の水田 ここが入口
長田

長田神社

[ながた神社]

栃木県下野市・下長田440

旧地名:下都賀郡・石橋町大字下長田字愛宕裏
祭神:火産霊命 配神:宇迦之御魂神・鳴雷神・菅原道真公
宝永1704~11頃に大火で消失し,古記録も失われ,詳細不詳。村落艮(丑寅)の方角に火産霊[ほむすひ]神を奉祭して再建したところ,その後は火災を免れる。明治五年1872に「愛宕神社」と改称。大正になってから稲荷神社,雷電神社,天満宮を合祀して「長田神社」と改称。平成13年2001社殿改修。
昭和三年1928手水石。明治三十年1897小型の狛犬。文久三年1863石燈籠。万延元年1860庚申塔など。
例祭:1月24日/11月24日
*『下野神社沿革誌』巻4-28丁(明治三十六年1903)
下都賀郡石橋町大字下長田鎭座 村社愛宕神社 祭神 火産霊命 建物本社九尺四方 氏子三十四戸
本社創建詳かならす 社域七百七十一坪字愛宕裏に在り
両部鳥居
本殿 由緒
小さい狛犬
明治三十年1897 文久三年1863
本殿左
  万延元年1860
  庚申塔
明治三十七年1904 鎮座の杜

【参考】このあたりに『鹿沼聞書・下野神名帳』記載の天満宮があったかもしれない。
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
河内郡 天満宮 坂上 円明寺

 

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