八坂神社

[やさか神社]

栃木県さくら市氏家2382-2 うじいえ

祭神:素盞嗚命 境内社:厳島神社・長舟稲荷神社
旧地名:塩谷郡氏家町大字氏家
JR氏家駅東口から北へ400mに鎭座。
1600年の直前あたりに廃城になった御前城の跡の弁天山に安永三年1774牛頭天王を勧請して天王宮が創建された。お天王様と呼ばれていたが,明治維新に際し八坂神社と改称。
北隣りの氏家小学校が御前城跡で,『栃木県神社誌』昭和39年版は『下野神社沿革誌』を引用して鎮座地を「丘陵の地」と記述しており,それが弁天山をさし,さして高くなく5mほどか。小学校は大正十二年1923にこの地に移転した。
現在の境内は街中の平地にある。鬼怒川からの距離は約1キロ,北の荒川からは4キロは離れている。街中を流れる五行川は押上辺りが源流なのでまだ小川程度。
鳥居左手に「昭和50年1975大鳥居御神庫参道落成記念」碑。となりは山林などの社地を献上した記念碑。
明治二十五年1892手水石,石燈籠。平成元年狛犬。 本殿左手奥に朱鳥居の「長舟稲荷神社」。狛犬と石祠多数。常夜灯に「○○太神宮・牛頭天王」の文字。 本殿右手奥に石鳥居の「厳島神社」。柱に「天保第四癸巳歳1833十一月吉日」と刻まれている。参道右手に文化七年1810十三夜,男體山。 喜連川の天王宮,現在の喜連川神社が明治末に「弁天山の厳島神社」を合祀している。ここの境内社厳島神社をさすだろう。
境内右手に新町公民館。
例祭:7月第四金土日曜日 342坪
*『下野神社沿革誌』明治三十五年1902刊 巻七24丁
鹽谷郡氏家町大字氏家鎭座 村社 八坂神社 祭神 素盞嗚命 祭日六月廿九日 建物本社間口三尺奥行一尺八寸 拜殿間口三間奥行二間瓦葺 石鳥居二基 木鳥居一基 石燈籠二基 氏子三百戸 社掌船生一正同町大字馬塲住
本社勸請年月詳にせす往古より衆庶尊崇の社にして明治廿五年1892拝殿を再建し社域三百六十坪丘陵の地に鎭して風景頗る佳なり
大きな木鳥居
 
手水舎
天王祭当番町
本殿左手 長舟稲荷神社鳥居 正面に長舟稲荷神社
長舟稲荷社の文字 長舟稲荷神社 石祠多数
長舟稲荷神社狛犬
○○太神宮・牛頭天王 厳島神社  
厳島神社と狛犬
厳島神社参道 文化七年1810 天保第四癸巳歳1833
鳥居脇の石碑 神庫 新町公民館
子育稲荷神社

子育稲荷神社

[こそだていなり神社]

栃木県さくら市氏家2466-23

祭神:倉稲魂命
旧地名:塩谷郡氏家町大字氏家
上記八坂神社のすぐ東の住宅地に鎭座。工事の車が鳥居前に駐車してしまい,まずいアングルに。
石宮が三基,右手の祠には玉石が祀られ,「御美運祖朗神」神札。読めない分からない。
左手に十九夜塔。
イチョウの木にくくりつけられている幟に「子育稲荷大明神」
左手は十九夜塔 子育稲荷大明神 右手の祠
琴平神社

琴平神社

[ことひら神社]

栃木県さくら市氏家2434-7

祭神:大物主命
旧地名:塩谷郡氏家町大字氏家
JR氏家駅の東北すぐのカーブに鎭座。鳥居足もとに馬頭観世音,十九夜,二十三夜。
十九夜など
神輿が納められている
稲荷神社

稲荷神社

[いなり神社]

栃木県さくら市氏家1843-30

祭神:倉稲魂命
旧地名:塩谷郡氏家町大字氏家
すぐ東10mの右手に朱鳥居のある稲荷神社が鎮座するが,私有地にあるので個人の崇敬社か。こちらの旗竿のある石宮は仲町公民館敷地内に鎮座するので町内の神社だろう。旗竿に「昭和四十三年1968九月十五日・仲町老人クラブ建之」の文字を刻んだ銘板がくくりつけてある。
石宮は昭和四十四年1969建立。
旗竿の銘板 昭和四十四年1969 仲町公民館
鶏権現

鶏権現

[にわとりごんげん]

栃木県さくら市氏家2651

旧地名:塩谷郡氏家町大字氏家
293号線氏家交差点にある黒須病院の敷地内東端,五行川沿いに鎮座。五行川はこのあたりではまだ小川である。小児の咳に御利益があるということで病院にはぴったり。詳細は解説看板写真を。
右手は稲荷神社。
解説看板
本殿 黒須病院の石段
稲荷神社

稲荷神社

[いなり神社]

栃木県さくら市氏家2642

祭神:倉稲魂命
旧地名:塩谷郡氏家町大字氏家
上記鶏権現の293号線を挟んだ南向かい,五行川沿いに鎮座。詳細不詳。
五行川 黒須病院が見える
神明宮

神明宮

[しんめいぐう]

栃木県さくら市卯の里2-25-2

主祭神:天照大神
旧地名:塩谷郡氏家町大字氏家
JR氏家駅の西,ユニクロのとなりに鎮座。詳細不詳。
本殿裏右手に大正九年1920「本社鳥居新築記念」碑。となりは「弁才天」? 石祠五基。 境内に「卯の里公民館」
ユニクロ駐車場から

 

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