茨城県の龍神社・八龍神社
kyonsight

龍神社・八龍神社には高龗神,闇龗神を祭神とする社があるので,ここにとりあげます。
八龍神社
久慈郡大子町川山470
常陸大子から矢祭に向かう118号線沿い,茨交県北バスJA宮川支所前に鎮座。
すぐ東に久慈川がゆったりと蛇行している。
茅の輪を備え,石段と石垣が見事。 平成16年の「御由緒記」には,久安三年1147創建とある。とても古い。
御祭神が 高龗神(たかおかみ) 闇龗神(くらおかみ) と明記してある。口みっつ付の正字。ふりがなから推測すると「たかお神」「くらお神」と栃木県風に呼んでいるらしい。
鳥居左手に明治三十二年十一月の「古峯神社」石塔。
鳥居右手に明治二十X年の「成田山」石塔。世話人を筆頭に細字でびっしりと名前が刻んである。
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龍神社
筑西市下郷谷36
平成15年の鳥居額には「龍神社」,小ぶりな社の木組みの後ろに田園が広がる。
享保二十乙卯1735と寛政三辛1791の十九夜念佛供養石塔など4体が残されている。



八龍神社
笠間市押辺715(岩間)
土師から南に下った岩間にある。鳥居額の文字は八龍神宮に見える。
社柱と拝殿額は「八龍神社」
享保?九年歳1724の石塔。樹齢360年のイチョウがそびえる。



八龍神社
鉾田市 当間464
三段積みの石塔に「鎮守 八龍神社」,拝殿内部の額も「八龍神社」
すぐ前に「親鸞聖人遺蹟・二十四輩第三番・無量壽寺」の石塔。不動明王もある。



八龍神社
坂東市生子632
とても立派な神社。一の鳥居額には「正一位八龍神」,拝殿額は「八龍神社」
拝殿左手の旧拝殿らしい建築の額文字も「八龍神社」,この内部にも「八龍神社」の額が二枚。
明和六己丑1769の不動尊。萬延元庚申年1860の庚申塔



龍神社
神栖市居切1615(掘割)
昭和32年の改築碑に「龍神社」と刻んである。
文政十丁亥1827の石塔。天保十五辰年1844の手水石。



八龍神社
神栖市下幡木
水戸方面からは水郷有料道路で鰐川を渡り1キロ走って東側。
石製鳥居にさらに木製鳥居が6基。1基は建て替えとすれば5基かもしれない。
鉄製灯籠が2基,常夜燈が1基。瓦葺の覆屋の扉には幕が張られていて本殿は見えない。
木製鳥居は一番上の横木(笠木)が皮を剥いだだけの未加工の丸木が使われている。柱は垂直ではないが,形式は鹿島鳥居。近くの賀にある八龍神社にも木製鳥居が5基並んでいる。





青龍神社
神栖市筒井1168
下木幡の八龍神社の南約600メートル。筒井極楽寺霊園の向かいの小道を入る。
しばらく行くと昭和三十六年八月吉日建立の石製鳥居。
平成五年十月三日の「青龍神社建立之碑」に,祭神は龗神,安永六年四月十五日御遷宮,天保十三年八月弐拾八日御遷宮とある。
おかみ字は口なし雨+龍。






八龍神社
神栖市賀1841
水郷有料道路の西側,近くに白十字総合病院。300メートル西に鰐川。河川敷の野原の印象。
神栖町教育委員会の看板があり,創立は元禄元年1688四月。 祭神は大海渡神[おおわたとのかみ]。
亀腹,台石つきの石製鳥居のほかに5基の木製鳥居。
木製鳥居は一番上の横木(笠木)が皮を剥いだだけの未加工の丸木が使われている。柱は垂直ではないが,形式は鹿島鳥居。2キロ北の下木幡にある八龍神社にも木製鳥居が5基並んでいる。
本殿は銅板葺,朱塗の,小ぶりながら美しい造形。屋根付の板塀で囲まれている。










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