新潟県の高龗神社・高尾神社
判明しているのは3社。山形は未調査。いずれ写真つきで紹介できればと願っています。
高龗神社 新潟県 十日町市中条瀬戸
高尾神社 新潟県 柏崎市 高柳町高尾
遠賀美神社 山形県 酒田市 飛島勝浦 未調査

 

高龗神社

[こうりゅう神社]

十日町市・中条瀬戸

使用文字[靇]

榛名湖をあとにして関越を走り,六日町ICで降りて魚沼中条駅の西にある十日町市陸上競技場をめざす。
競技場裏手の森に鎮座。
「市指定文化財天然記念物高龗神社社叢」の標柱のルビは[こうりゅう]
平成元年の十日町市教育委員会の立てた解説板のルビも[こうりゅう]
「祭神は豊玉姫ですが,明治以降に高龗神を加え」の箇所のルビは[たかおかみのかみ]
昭和59年の自然石を彫り込んだ社柱の変わりの石碑に「高龗神社」
どの文字も口なし雨+龍。音読みふうに[りゅう]としているのは茨城・鹿島神宮参道にある[龗神社」についで2社目。「雨+龍」のほんとの音読みはじつは[ろう]
元弘三年1333のすぐあとに創建されたとすれば相当古い高龗神社である。創建当時は社名はなんだったのだろうか。変わっていなければ口三つついていたのではないか。
江戸期の書紀写本のほとんどが口三つつきの龗で雨+龍は小生見たのは2箇所だけなので,江戸より3〜400年前なら口ついていただろうと勝手に想像する。
拝殿額2枚とも「雨+龍」
中央の額はあざやかな青枠を二重に描いた中に,同じ青で見事な筆跡。
天井には俳諧の連歌額が何枚か奉納されている。なんとか読めたのが明治九年のもの。140年も前だ。
拝殿の背後に石垣が組んであり,奥の院のかたちで本殿がひっそりと建っている。
多くは拝殿のうしろに板張りの渡り廊下でつながっているのだが,ここは立派な別構造。石燈篭が2体あるが,文字は「xxx十年」しか読み取れない。
土俵わきの自然石の手水石には龍の頭が取り付けてあり,口から水を吐き出している。
となりの燈籠の彫刻がおもしろい。じつは何だか分からないというのがホンネ。八岐大蛇が筒から酒を飲んでいる? 根拠は尻尾らしいものが8,対の目らしき顔が8あるように見える。すごい技術だ。
森といい土俵のある境内といい,とても立派な神社である。
大きな拝殿
雨龍の社号標
鳥居の次の石燈籠 石段手前の石燈籠
雨龍の奉納額 連歌 拝殿裏に独立した本殿
本殿から拝殿を望む 土俵
複雑な彫りの石燈籠 高度な技術
巨木が多い

 

高尾神社

[たかお神社]

柏崎市・高柳町高尾

中条瀬戸から信濃川を渡り,山を越えて西の柏崎市高柳町の「じょんのびの里」をめざす。鯖川沿いの西がずっ崖になっていて,どこかを上っていけば見つかるはず。えいっと入っていくと集落があり,千手観音が見つかる。神社は見つからないので近所でお尋ねすると観音様の上にあるとのこと。
入口左手に「十二社水神」の石塔。十二社は新潟に多い。
石段の上に鳥居発見。鳥居額は細みの筆で「高尾神社」と彫ってある。
奥になんとも美しい拝殿がたたずんでいる。
菱形に組んだ屋根瓦の表面の造形と全体の曲線がすばらしい。
石燈篭には「明治二十四年」の文字。
手水石と狛犬に文字は読み取れない。
古びた木製の旗杭が残っていた。(日没が近づき,露出不足で手ブレしてしまいました)。
屋根が美しい
ボケてますが
明治の石燈籠
旗杭から千手観音を見下ろす 千手観音

 

遠賀美神社

[おがみ神社]

酒田市・飛島勝浦

使用文字[遠賀美 龗]

未調査 09年10月に遠望してきましたが…
平らな島の左手にあるらしい 中央にかすんで見える

 

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