高龗神社

[たかお神社]

鹿沼市・上南摩815

使用文字[雨+龍]

主祭神:不明

栃木県鹿沼市上南摩町815
鹿沼市西部,177号上久我都賀栃木線を進み丁字路の信号で鹿島神社を右折すると鹿沼運動公園。しかし,右折せずに直進してさらに奥へ。上南摩小学校を過ぎて1キロちょっとの右手に鎮座。南摩川の岸辺にある。南摩川は最後は5キロほど下って西沢町で思川に合流する。
県内最西端に位置する高龗神社のひとつである。経度としては今市の杉並木公園の高龗神社とほぼ同じ位置。
平成20年4月の移転新築記念碑に「高龗神社(俗称竜神様) 愛宕神社」と2社の名が刻んである。おかみ字は口なし雨+龍。 南摩ダム工事に伴う移転で,高龗神社はすぐ西の道路沿いにあった。石の残骸がまだ残っている。昔から竜神台と呼ばれていたところである。
愛宕神社の方はさらに西の左手山上にあった。
このあたりは米の他に,そば,麻,こんにゃくの産地で,旧高龗神社前のこんにゃく畑でお仕事中の方に教えていただいた。感謝。
通称は竜神様で,読み方は「たかお神社」である。移転新築記念碑の道路側に刻んである「竜神様由緒沿革」の鹿嶋神社は途中にあった南摩鎭守鹿島大明神のこと。
この近辺で高龗神に関係するのは出会いの森総合公園西の高鳥屋山の八龍神社。祭神が高龗神である。
「明治三十四年十月三十日建(之) 氏子中」旗杭2基。
鳥居の亀足と思しき台座2基。
「明治十四年巳十一月吉日 領主 津吹銀次」手水石。
「明治十五年三月十五日 御神燈」2基。
「子孫長久 安政庚申春X 落合X之X 御神燈」1基。(1860年),脇に石祠1基。
社殿右手に石祠1基と石像。こちらには何と寛永通宝がお供えしてある。
移転新築記念碑 道路側 由来書
亀腹と旗杭
亀腹
手水石 御神燈
いちばん右手 寛永通宝
いちばん古い御神燈 こちらが正面 塀の手前の石積みが旧鎮座地
旧鎮座地 写真奥の山に愛宕神社があった 南摩川 銀色の屋根の向こうに神社

 

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