高龗神社

[たかお神社]

上三川町東汗1034 ひがしふざかし

使用文字[龗]

主祭神:高龗神

旧地名:河内郡上三川町東汗1034
主祭神:高龗神[たかおかみのかみ]
配神:大雷神
西汗から1.5km,富岡橋西交差点を右折,満願寺看板をすぐ左に入る。「汗」一字で「ふざかし」と読む。
アカガシの巨木にまず圧倒される。推定樹齢270年,胸高周囲3.32m。正式な字で「高龗神社のアカガシ」の石柱。ルビが「お」とふってあり「たかお神社」と読ませている。
鳥居額文字も大正八年の「村社高龗神社」社柱文字もくっきりと口みっつ。
ふたつめの鳥居額文字も正式。
右手にこんどは推定280年の「満願寺のイチョウ」これもすごい。さらに右奥には推定540年の「満願寺のカヤ」がそびえる。
拝殿には文字がなかったが「高龗神社々務所」の見事な筆文字もくっきりと口3つ。
ここまで正式な字がそろうと気持ちがいい。
龍の最後の三画,右から左に書く部分が「テ」あるいは「〒」形になっている。栃木県ではよく見かける。
持統天皇のころ690年代に丈部郷の氏神ならびに五穀豊饒の神として丹生川上神社より勧請。
境内社に大杉神社,天満宮,市杵島大神を祭神とする社(神社名不明)
本殿:流造木羽葺 幣殿:トタン葺 拝殿:入母屋造トタン葺 例祭:11月16日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
河内郡,正一位高尾大明神,東汗,竜徳院
**『下野神社沿革史』5巻6丁(明治35年1902刊)
河内郡本鄕村大字東汗鎭座 村社 高龗神社
祭神 高龗神 建物本社間口一間奥行一間二尺 拝殿間口四間奥行二間 氏子七十四戸・総代員 社掌
本社創立年月詳ならす 社域一千五百八坪字祭田にあり
口三つ付きの正字 社柱も正字
左の拡大 正字 正字の龗がくっきりと
すべて正字 アカガシ
中央が神社
イチョウ
カヤ カヤ

 

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