高龗神社
宇都宮市・茂原町1072 もばら
[たかお神社]
使用文字
[龗・靇・雨龍]
主祭神:高龗神or天之水分大神
配神:誉田別尊
境内社:天照大神・大国主命・八坂大神・稲荷大神
新幹線と田川の間。茂原団地。
*『下野神社沿革史』では祭神を
高龗神
で記録している。
*『宇都宮市六十周年誌』では祭神を
高龗神・譽田別命
と併記している。
*『栃木県神社誌』では旧版新版とも社号は[おかみ]字の
高龗神社
で,祭神は天之水分大神,創立年は1211建暦元年二月と記している。これは「下反町」「羽牛田」の高お神社を兼務する宮司さんによって書かれていて,三社共通でまったく同じである。
年代不明の社柱には「村社高雨+龍神社」
ここはかなりおもしろい。
拝殿に額が3枚かけてあり,文字は3種類。
中央の平成元年の奉納額には口3つ付きの立派な書。史雲書とある。
その左の昭和七年額は口3つなし。
右端は傑作。はじめてお目にかかりました。大正四年1915奉納。
「高雨龍神社」5文字。苦労がしのばれる。
拝殿内の昭和三年額は口なし「雨+龍」
大正元年の石祠が崩れかけている。
石灯籠に明治四十四年1911の文字。この年,八幡宮を合祀。
新版の由緒沿革に,建暦元年1211二月創立。五穀豊饒を祈願し,雨乞いの信仰を集めてきたとある。昭和58年1983に幣殿と拝殿を改築。
本殿:流造亜鉛葺 拝殿:流造亜鉛葺 例祭:11月19日に近い日曜日
*『下野神社沿革史』5巻40丁(明治35年1902刊)
河内郡雀宮村大字茂原鎭座 村社 高龗神社 祭神
高龗神
建物本社間口一間半奥行一間半 末社三社 氏子五十二戸
本社は字多功神に在りて社域八百二十五坪を有す
3種類のおかみ字
口なし
見事な正字
口なし
県内唯一の傑作
口なし
大正元年1912
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