高龗神社

[たかお神社]

宇都宮市・大網町263

使用文字[罒+竜]

主祭神:高龗神

主祭神:高龗神[たかおかみのかみ]
日光街道から大網入り口を入り,直進して突き当たりを左折して田んぼの中を行くと明神鳥居が見える。
特筆すべきは社柱の「おかみ」字。雨+罒の下に尻尾の形の甲,つまり竜から立をとった形。
竜かと思ったが,どう見ても雨の下は四角で囲まれている。口ふたつに見える。
昭和8年に彫られている。龍よりも象形文字としては竜の方がしっぽがはっきりしていることもある。
珍しいので永く保存して欲しい。
「安永癸巳歳1773願主當村生xx大乗妙典日本六拾六部迴國供養塔 九月吉祥日 永林沙壽尼 永岡松伊 同 全右工門」という不思議な石塔。諸国を巡礼してきた尼様が生国大網に戻って高龗神社に供養塔を建てた。
「文政十丁亥年八月十五日」1827の石燈籠。(浅学にして正文=政と読むのを始めて知る。その後,元禄もタテに分解して示ヨ水と彫られているのをいくつか見ることになる)
干支のシステムは年号および数字が読み取れないときにも威力を発揮する。
この形式の逆としては「供養」の養が左右に組み合わされる,つまり艮が羊の右に来て一文字に彫られている石塔をけっこう見かける。

文化三1806の千手観音像。
文化十1813の十九夜供養像。
嘉永四辛亥1851の石燈籠。
境内社:山神社(大山祇命),稲荷神社(倉稲魂命)
万治二年1659創立。
近年はあまり行われないが,天祭,風難除けの風祭神事が残されている。
本殿:神明造トタン葺 拝殿:入母屋造トタン葺 例祭:旧9月19日 風祭8月25日
*『下野神社沿革史』(明治35年1902刊)5巻31丁
河内郡富屋村大字大網鎭座 村社 高龗神社
祭神 高龗神 建物本社間口五尺奥行一間二尺 末社三社 氏子十八戸・総代員 社掌外鯨升鄕社智賀都神社々司
本社創建は万治二年1659にして產土の神と崇敬す社域七百六十六あり
栃木県唯一のおかみ文字
拝殿内に多数の額 ここは雨龍
文政十
嘉永四年 社殿左手に2基 社殿右手に1基
南に田園が広がる

 

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