高龗神社

[たかお神社]

宇都宮市・下戸祭1-13-17

使用文字[龗,雨+龍]

主祭神:高龗神

宇都宮市戸祭町275
配神:倉稲魂神
宇都宮市の中心部,県庁の西,中央署の北西となり。
入口の鳥居額は風化が激しく読みにくいが,「高龗山神社」
口3つ付いているようだ。「山」が付くのはここが始めて。
拝殿の奉納額は「雨+罒+龍」で高龗神社,山なし。
「戸祭産石土碑 明治二十一年三月 藤田安義撰并書」の中ほどに「高龗神」の文字(赤点部),口なし。
「天保十五甲辰十一月吉日」1844の二の鳥居。
「安政三丙辰年四月吉日」1856の男體山石燈籠。
明治九年の御神燈。
大正六年の狛犬。
明治三十三年十一月吉祥日の藤田素堂書の「拝殿新築献納奉名」碑。
「大正五年七月五日」の笠石塔など。
拝殿左奥に石鳥居付きの石祠群が5基。赤い小鳥居があるのが伊邪那岐命の三峰神社。その右が順に大国主命の大杉神社,須佐之男命の八坂神社。左右両端は不明。

一の鳥居に向かって左手はずれに境外社として高龗神を祀る「龍神社」がある。
大正二年5月6日に稲荷神社を合祀している。
由緒沿革によれば天慶三年940宇都宮城築城の際に創立。字宮前に鎮座していたが,明治維新で字戸祭が二分したため,明治6年9月29日に現在の鎮座地中城に遷座したとある。現在の社殿は昭和56年のもの。
**沿革誌の祭神表記から高龗は[タカオ]と呼んでいたことが分かる。栃木県内では「高淤加美」「高於加美」の表記の方が多い。
高龗加美は珍しい。
*聞書の「高尾神」の尾については「おかみ考」をご覧いただきたい。
本殿:流造銅版葺 拝殿:流造銅版葺  例祭:11月28日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
都賀郡,高尾神,下戸祭村民
**『下野神社沿革史』5巻49丁(明治35年1902刊)
河内郡 宇都宮市大字戸祭字中城鎭座 村社 高龗神社
祭神 高龗加美 祭日陰曆九月廿九日 氏子三十六戸・総代八員 社掌小田切光信同市大字同三十六番地住 建物本社間口二間二尺奥行二間 末社五社 石華表一基
社伝に曰く當社は戸祭備中守の創建にして世々の城主崇敬の社なり境内百六十五坪にして本社巽方に向ひ高隆の地にあり 東北は連山南開豁にして宇都宮市街を一瞰し社殿宏壮石の華表は明治廿八年1895の新築にして頗る巨大なり 亦石燈籠左右に並列し景趣幽邃なり

高龗山神社
天保十五1856鳥居
口なしで高龗神と読める 拝殿
口変形
安政三1856 昭和12年参宮記念
境内社
龍神社

 

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