高龗神社

[たかお神社]

宇都宮市下小倉町2243

使用文字[龗]

主祭神:高龗神

旧地名:河内郡上河内町大字下小倉2243/河内郡上河内村下小倉宮ノ下
主祭神:高龗神[たかおかみのかみ]
鬼怒川に架かる氏家大橋の西に広がる田園地帯。芦沼の高龗神社の北西に鎭座。参道から日光連山がくっきりと。
大正四年の社号標は「雨+龍」
平成13年の神社拝殿修理・境内整備記念碑は正字で口3つ付き。
拝殿額も正字。拝殿内部は見えない。
先代の狛犬が保存されていて,腕が落ちているのだが,線刻の表情が愛嬌があってユニーク。小型の方も丸くてかわいらしい。
石燈籠が整然と並んでいる。古いもので大正四年。
社殿を背に,道路沿いに廿三夜,地蔵尊など七基が並んでいる。
境内社もきちんとしている。
境内社に八坂神社(素戔嗚命),稲荷神社(倉稲魂命),雷神社
本殿:流造板葺 拝殿:入母屋造鉛板葺 例祭:10月第3日曜日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
河内郡,高尾大明神,中小倉,手塚伊豆
*『下野掌覧』万延元年1860刊
河内郡之部 高尾大明神 中小倉村鎮座 祭主手塚氏ナリ

250年後の現在,中小倉の地名はなく,南部の下小倉に組み込まれた。社掌の手塚伊豆は下小倉の稲荷神社,上小倉の小室大明神,今里の黒羽山大権現も兼務していたことが鹿沼聞書に記録されている。
江戸期には高尾大明神だったが,維新に際して『日本書紀』の表記を採用し「高龗神社」と改称した。したがって呼び名は昔から[たかお]である。
社号標 拝殿額
拝殿修理・境内整備記念碑
鳥居から
手水石
稲荷神社 八坂神社
雷電神社
旗杭に奥羽三山の文字

 

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