高龗神社

[たかお神社]

日光市・沢又762 さわまた

使用文字[罒]

旧地名:今市市沢又762
主祭神:大巳貴命,少彦名尊
根室から道なりに3キロ。ここは見つけにくい。インサイト車幅ぎりぎりの細い道をのぼり,うねうねと農道を。森の合間の田畑が見下ろせる気持ちのいいところ。
澤又青年共和會建立の昭和十六年の石柱には「雨+罒+龍」で「村社高龗神社」
鳥居はとても風格がある。
読み取れた文字は「于時延宝四○○四月○十九日○○○○」1676,340年以上経つ。『栃木県神社誌』新版では「延宝元年」としているが,小生には「四」に見える。干支の丙辰はほとんど見えないが,辰の5画と6画のハネが見えると思う。いずれにしろ,これは栃木県ではかなり古い貴重な鳥居だ。このあたりでは大室の高龗神社に延宝四年1676鳥居が残っている。
石燈籠に「享保八癸卯天四月吉祥日」1723
この12年後の享保二十年1735六月十五日には正一位高龗大明神を授かっている。
「宝暦十三癸未天」1763石燈籠
「文化元甲子六月吉日」1804石燈籠
癸未から推定して「文政六年1823十月十日」の,屋根に丸囲い金の字のある石塔。
本殿:流造木羽葺 幣殿:トタン葺 拝殿:トタン葺 例祭:11月23日
桜のようだ 正字が刻んである 宝暦十三年1763
享保八年1723
文化元年1804
大字澤又講中
延宝の年号が読める
水田を見下ろす

 

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