高尾神社

日光市・大桑町1166 おおくわ

[たかお神社]

使用文字[尾]

主祭神:高龗神

旧地名:今市市大桑1166
主祭神:高龗神[たかおかみのかみ]
川室から700m先を左に入る。芹沼・轟と「高男」が2社並んだが,ここは尻尾。
拝殿の木彫額は「高尾神社」
鳥居推定年「安永九子年九月吉日」1780
明治の石燈籠が埋もれかかっている。
ここは拝殿右脇の不動尊が最大の見物。
台座(敷石切石垣)に刻まれた文字は「不動尊並石垣奉納 大桑村下組氏子 安政六己未十一月 石工梅吉」1859
身長は150センチ程か。顔が大きい。口をきっちりと結び,細くない目がつり上がっていて強い意志を表現している。背後の長髪の造形が見事。衣は柔らかく表現され,両足は力強く台石を踏みつけている。お決まりの悪鬼は彫られていない。
150年前の江戸末期に日光東照宮の手前で,ひとりの仏師が彫刻家になろうとしていた。

「寳暦四甲戌年」1754石燈籠。
「磯部大神宮御寶燈 明和五戊午年」1768
同じ林に貫の外れた石製鳥居のある不明社がある。
本殿:入母屋造木羽葺 拝殿:入母屋造銅板葺 例祭:12月第2日曜日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
都賀郡,高尾大明神,大桑村民

車の後ろに鳥居
安永九子年1780 高尾神社
台座に安政六年1859不動尊 石工梅吉
一の鳥居の左手にある社 社号不明

 

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