高龗神社

[たかお神社]

日光市・水無507 みずなし

使用文字[罒]

旧地名:今市市水無507
主祭神:大山祇命 *沿革誌では祭神を高龗神と記録している。
蕎麦のおいしい「水無湧水庵」の手前を斜めに上る。このまま行ったら戻れるのか不安になる未舗装の山道。
こんなところに,と思うが,杉木立の右手の奥に鳥居が。
帰りに気づいたが,日光杉並木から入るとすぐである。
近づくと立派な神社。鳥居脇に桜の巨木。鳥居から50m南に水無湧水が湧き出す。
昭和十年の社号標に「村社高龗神社」「雨+ 罒 +龍」
他に明治四十五年1912三月の石燈籠。
昭和四年の見事な手水石。狛犬も昭和四年十二月十五日建立。
拝殿の額は文字はほぼ完全に消えていて,龍の右半分だけが残っている。止めは「テ」
境内社に愛宕神社(軻遇突智命),八坂神社(素戔嗚命),稲荷神社(倉稲魂命)
本殿:流造銅葺 幣殿:切妻造亜鉛葺 拝殿:流造銅板葺 例祭:12月10日
湧水庵の東の山道を登ると朱色の鳥居があり,石祠が祀られている。寛政三年1791,享保八年1723,享和元年1801石燈籠。
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
都賀郡,高尾大明神,水無村民
*『下野神社沿革史』(明治35年1902刊)5巻28丁
河内郡大澤村大字水無鎭座 村社 高龗神社
祭神 高龗神 建物本社間口四尺一寸奥行三尺七寸 末社一社 氏子二十三戸・総代員 社掌
本社は字西原に鎭し社域六百二坪に在り

昭和四年1929社号標
拝殿額は読めない
白の下地がはがれたようだ 昭和四年1929手水石 昭和四年1929
隣接の神社 寛政三年1791
享保八年1723 享和元年1801

 

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