高龗神社

[たかお神社]

市貝町・赤羽3386

使用文字[龗・靇]

主祭神:高龗神

旧地名:芳賀郡市羽村大字赤羽延生道北3386
主祭神:高龗神[たかおかみのかみ]
氣の博物館の西を北上してすぐ左手。ここは分かりにくい。
大谷石の長い塀に囲まれた立派なお屋敷の中にある。遠目には神社があるとは見えない。神社の東と北には広大な田園が広がる。
外観には神社名の文字なし。
旗杭は新しく,昭和56年。
お屋敷の方のご好意で社殿内を見せていただくことができた。 中央に感動的に口3つ付きの高龗神社の額が。古そうだ。
年号はなく「禊教X管・大教正平山X斎拜書」,雨冠が特徴的。神は申すの下に二本濁点。隷辯体の変形。
左隣の昭和15年の奉納額は「靇=雨+龍」,こちらの書体は説文。
右手の柱の紙には「高靇神社家内安全神璽」,「雨+龍」
「昭和弐拾九年拾壱月・高龗神社拝殿新築寄附者名」の左右に長い板の奉納額,贈石川材木店。
本殿は風格がある。明和五年1768のものか。神紋が卍。別当が真言宗のお寺だったとのこと。
左右に祀られているのは八坂神社と琴平神社。右手前に小型の神輿。
石鳥居は震災で倒壊し,再建された。鳥居手前の石燈籠も再建されている。
社殿左手に増築した部分は上赤羽公民館として使われていた。
参道の出口に昭和59年・六地蔵修復記念碑が建てられており,馬頭尊や二十三夜塔,文化十二年1815庚申塔などが保存されている。
1954年5月3日芳賀郡市羽村と小貝村が合併して,市羽の市と小貝の貝をつないで市貝村となった。
現在の赤羽は広いうえに延生Nobuという地名も残ったため,さがすのに手間取った。ここはどの地図にも掲載されていない。
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本殿:神明造板葺 拝殿:入母屋造トタン葺 例祭:11月第3日曜日
震災後再建された鳥居 拝殿内
本殿 卍の神紋
拝殿新築寄附芳名板書 高龗神社神璽 賽銭箱
背後の石祠
震災後再建された鳥居 上赤羽公民館看板
お屋敷の門の中に神社 脇に用水 鎮座の杜
鎮座の杜 六地蔵 六地蔵記念碑
文化十二年1815の文字 六地蔵から見た高龗神社
被災前の旧鳥居 被災前の旧鳥居 被災前の旧鳥居

 

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