青龍神社

茂木町・所草266

[せいりゅう神社]

主祭神[高龗神]

旧地名:芳賀郡茂木町大字所草字寺266
主祭神:高龗神[たかおかみのかみ] 配神:倉稲魂命[うかのみたま]
茂木の町からは北の方に7キロほどのかなりの高地に鎮座。
創立不詳だが,須藤十郎友隆が築いた山口之館跡地に創建され,後に現在地に遷宮したと伝わる。
寛保元年1741九月吉日に本殿を建立している。
「所草」入口の標識の右手で,ちょうど田植えをなさっている方にお尋ねすると,まさに青龍神社の氏子の方だった。観音堂が一緒になってるから,中も入って見るといいとお許しをいただく。
上の写真の青が拝殿で,その右手の赤屋根が観音堂。「十一面観世音護摩供養寄附連名次第」の額が掛かっているので十一面観世音菩薩。
古そうな木彫が一体,合掌木像と緑の着色の残った僧形の像が計2体。
古くは「清瀧大権現」と称した。維新前の別当は延命院,大僧都法印行慧が奉仕した。
元文二丁巳1737や寛政七1795(なぜか甲卯に見える。寛政七は乙卯)の棟札が見える。
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本殿:神明造トタン葺 幣殿:神明造板葺 拝殿:神明造トタン葺
例祭:11月10日前後の日曜日
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 巻六・34丁
芳賀郡須藤村大字所草鎭座 村社 ⾭龍神社 祭神 高龗神 建物本社九尺四方 氏子二十一戸
本社創立不詳 社域百六十八坪淸洒の地に鎭す
かなり上だ 「青龍神社」の額 石碑
左手から回って登る もう少し
石祠の右は井戸 石塔数基
観音堂 観音堂内 鳥居付き神輿
かなり古そうだ 写真の中央あたり

 

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