龍神社

[りゅう神社]

宇都宮市・下戸祭1-13-17

高龗神社境外社・祭神[高龗神]

主祭神:高龗神[たかおかみのかみ]
本社が高龗神社なので紹介しなくてもいいのだが,鳥居に向かって左手の山の端に鳥居付きで鎮座している。栃木の田舎の水にかかわる神社をめぐっている小生には,十分に独立した立派な神社に見える。
これが宇都宮市中心部に鎮座する高龗神社の境外社の「龍神社」である。祭神は「高龗神」
『栃木県神社誌』旧版で,「境外神社」と表記しているが,本社の鳥居から30mくらい離れているので「外」になるのだろう。
実際,鳥居をくぐった内側にあるという感じではない。
合祀して遷座したのか,もともとこの地にあったのか不明であるが,本社の方は明治6年にこの山に遷座しているので,それ以前からここにあった可能性が高い。

ここは二荒山神社のある山の西300mくらい離れた小さい山で,町中より高い位置にあるので,昔なら鳥居から富士山が一望できたにちがいない。男体山はいまでも見ることができる。
近くには伏見稲荷,蒲生神社,須賀神社など。

その他の境外社に,那珂川久那瀬の二渡神社に八龍神社があることが記録されているが,見つけることができなかった。
那須町大島の温泉神社の境外社である雷神社の祭神が高龗神という記録があるが,こちらも特定できなかった。
樹木の向こうに高龗神社
     

 

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