大杉神社

[おおすぎ神社]

茂木町・牧野958

祭神[高龗神]

旧地名:芳賀郡茂木町牧野958
主祭神:高龗神(?大物忌命)
ふるさとセンター茂木から東へ800m,那珂川をはるか下に見下ろし,中川小学校を右手にして大瀬に向かって下る坂の右手に石製鳥居。
平成三年石鳥居右手に地蔵尊祠と阿夫利神石碑。
昭和十年1935に寺山の赤石で造営した堅固な石段に緑の苔が美しい。見上げるとかなり上まで続いている。6月5日にウクグイスが鳴き交わす。聞き分けると最低でも5羽はいそうだ。山の斜面の石段なので左右に樹木が生い茂り,すぐそば3mあたりで鳴き声があがる。
拝殿の格子から覗くと奥に仄かに本殿。暗くて見えないのでフラッシュ。
拝殿右裏手の頭上に阿夫利神社。左手にも覆屋のついた社があるが不明。そのうえ土台の横木から蜂があふれだしてうなっているので近づけない。あきらめると左手細道の奥に木の間隠れにもう一社見える。途中に石祠と木製祠。
大杉神社社殿とほぼ同じ造り。社名はない。しかし見下ろすと肩幅ほどの石段のはるか下に木製朱塗りの鳥居が見える。額文字でも見えないかと意を決して降りてみるが掲額なし。その先は草に覆われて危なそうなので石段を登って引き返す。
大杉神社真下のお宅で70前後の方にお尋ねすると,大杉神社には高龗神を祀っているという。神社誌記載の大物忌は分からず。御祭神をお聞きしたわけではなく,話の流れの中でさりげなく高龗神の名が出てきて,あわてて確認したほどなので,大物忌は相殿神か,もう一社の方か,あるいは栃木県神社誌の原稿を書いた宮司さんが入郷の大杉神社を兼務なさっておられるので,入郷の祭神に統一してしまった可能性もある。ちなみに100年前は大山祇命で記録された。
朱塗鳥居の方は氏神様で,大杉神社より古いのではないかともおっしゃっておられた。昔は春と秋にどっちもお祭りをしていたが,もう秋だけになってしまった。若いのはやることが他にたくさんあるから,神社はたいへんだ。年取ってくると見直すようになりますよ。そうだな,たしかに自分もそうだった。今までやってこられたのだから,なんとかなるか。よーく写真撮っといてくれ。感謝。
大杉神社から那珂川を挟んだ向かい側の山頂に高龗神の龍神社が鎮座。
本殿:神明造木端葺 拝殿:寄棟造鉄板葺?亜鉛葺
例祭:11月23日
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 巻六・32丁
芳賀郡中川村大字牧野字明神山鎭座 村社 大杉神社 祭神 大山祇命 建物本社間口一尺八寸四方 華表一基 氏子六十四戸惣代三員 社掌瀧田平馬
本社創立不詳 社域百五十坪高燥の地に鎭す
雑木が生い茂る まだまだ続く石段
本殿が見える。 明治期の手水石 那珂川方面を見下ろす
阿夫利神社 左手は不明 石祠は神明社
氏神さま 大杉神社と似た造り 木製の本殿
下の方に鳥居 立派な両部鳥居 大杉神社入口

 

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