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「雄琴神社」通町15-58 「雷電神社」通町9-19
「白横神社」通町6-14 「天満宮」中央町7-20
「八幡宮」本丸2-14-14 「稲荷神社」本丸2-14-30
「雷電神社」本丸2-17-2 「愛宕神社」表町4-15

壬生町壬生は甲乙丙丁に分けられていたが,壬生駅周辺部は昭和59年7月の住居表示変更で通町,大師町,中央町,駅東町,元町,表町,本丸1丁目と2丁目に変更された。

雄琴神社
[おこと神社]
栃木県壬生町通町15-58

主祭神:天照大神・天武天皇・一品舎人親王 配神:小槻今雄公・壬生町出身の靖国分霊 境内社:稲荷神社・琴平神社
旧地名:下都賀郡壬生町大字壬生甲432 昭和57年住居表示変更
壬生でいちばん大きい神社。壬生町役場の西,黒川と姿川が合流する手前に広がる肥沃な台地の黒川右岸に鎭座。上の写真の銅製明神鳥居は安永七年1778の貴重品。 寛治元年1087に清原保定が祖先の一品舎人親王を奉祭して壬生郷黒川駅に創建。嘉保二年1095に保定家中185人集いて式典を挙行してより壬生郷鎮守となる。寛喜元年1229に藤森大明神と称す。文明元年1469に江州=滋賀県雄琴村鎭座の壬生氏の祖小槻今雄公の分霊を勧請して雄琴大明神と改称。維新に際し大明神改め雄琴神社。
黒川を背にして境内社が並ぶ。そのうちのひとつ琴平神社の木祠前に325年以上前の「貞享三年1686」と刻まれた貴重な石燈籠2基。貞享三年は現在の社殿が完成した年だ。その右手に明治三十五年1902の石祠。その右は厳島神社。
黒川からの入口大正十年1921鳥居の右手に石製鳥居,狛犬,石燈籠も備えた石祠が2基。右は「山神社」
なお[おこと]か[おごと]かについて地元で聞けた範囲では[おこと],『栃木県神社誌』昭和39年2月11日発行のルビも[おこと]と清音。
*『下野神社沿革誌』明治三十五年1902 4巻21丁
下都賀郡壬生町大字壬生通町字郷社鎭座 郷社 雄琴神社 祭神 天照大御神・天武天皇・大地主神・小槻今雄 寛治五年1091


正弌位雄琴大明神

巨大な鳥居





随神門

随神門の額

江戸の狛犬二対


拝殿額

右手の境内社

貞享三年1686石燈籠

右端は厳島神社

さらに右手の境内社

小さい石祠が山神社

黒川を背にして

すぐ東の黒川

雷電神社
[らいでん神社]
栃木県壬生町通町9-19

主祭神:大雷神
壬生町役場の正門前に鎭座。休日に役場の駐車場が開放されているので,車を停めて中心部を歩いて神社めぐりができる。役場の裏手つまり東先に神明宮,左手東奥に雄琴神社。

白い建物が役場

雷電宮

拝殿内も雷電宮

御神木切り株





中央通り側から

白横神社
[はくおう神社]
栃木県壬生町通町6-14

主祭神:大己貴命
旧地名:下都賀郡壬生町大字壬生甲1396のロ号 昭和57年住居表示変更
本殿に「大己貴命=多名持/大国主命」と書いた白紙が張ってある。石燈籠一基。

路地の奥に鎮座



民家の土蔵

大己貴命の張紙


天満宮
[てんまんぐう]
栃木県壬生町中央町7-20

主祭神:菅原道真公
壬生中央町郵便局から南に50m行って西に細道を入ってすぐ右手,栄町公民館となりに鎮座。
延宝三乙卯天1675青面金剛,宝暦二壬申年1752青面金剛供養塔,万延元年1860,文久三年1863の庚申塔など古い文字が残っている。

右に栄町公民館

「天満宮」額

本殿



延宝三1675と古い

八幡宮
[はちまんぐう]
栃木県壬生町本丸2-14-16

主祭神:譽田別命
下台郭八幡宮旧地名:下都賀郡壬生町大字壬生乙1545昭和57年住居表示変更
壬生小学校宇の南,豊栖院の東となりに鎮座。拝殿内の額は「八幡宮」,右手の縦長の板書に「下台郭八幡宮」とある。すぐ裏の方にお聞きしたところ下台郭は付けず[はちまんさま]としか言わないそうだ。相撲が奉納される。お忙しい中分かりにくいからと案内していただき感謝。寛延二己巳1749石塔,右の埋もれているのは「二年」が読める。あとひと文字は青面金剛の「青」か?


下大郭の文字



寛延二己巳1749


稲荷神社
[いなり神社]
栃木県壬生町本丸2-14-30

主祭神:倉稲魂命
旧地名:下都賀郡壬生町大字壬生乙1532 昭和57年住居表示変更
壬生小学校宇の南,豊栖院の西となりに鎮座。鳥居が多数建てられている。
社号を示すものがないが,軒の板書に「明治百年記念・城南稲荷神社・??屋根替」の文字が読める。1967か68年の改修記念だろう。また小さい板書に「昭和拾四年拾貳月・稲荷神社屋根替寄附」と読める。
最後の鳥居右手に推定享保元歳丙申1716の四面に文字がびっしり刻まれた奉納石塔がある。天明元年1781狛犬。文政十三庚寅年1830石燈籠。

多数の鳥居



社名を示す額はない




板書の右端に稲荷神社文字

この板書にも稲荷神社文字



読める人が読めばきっと価値がある

雷電神社
[らいでん神社]
栃木県壬生町本丸2-17-2

主祭神:大雷命
旧地名:下都賀郡壬生町大字壬生甲399-1
二柱祀られている。詳細はすでに不明。細道の向かい側に十九夜などの石塔が多数保存されている。
今井公民館に,織元地蔵尊のお堂が建っている。ここに南の愛宕神社指示標識。雷電神社は逆に北に200m。


「雷電宮」

二連の本殿


向かい側の石祠群


地蔵尊

この先に雷電宮

愛宕神社指示標識

愛宕神社
[あたご神社]
栃木県壬生町表町4-15

主祭神:火産霊神(迦具土神)
旧地名:下都賀郡壬生町大字壬生乙696 昭和57年住居表示変更
東武線壬生駅の西南,古墳様の丘に鎮座。思川越しに日光連山がくっきり見える。東武電車も間近に通る。由緒沿革の大きな立て看はありがたい。松平輝定公が三好町とここ表町に愛宕神社を造営した。こちらは裏鬼門にあたる。輝貞でなく輝定と書かれている。
二の鳥居右手に「明治四十年1907石段再築記念碑」「庚申塔・文政七甲申年1824十一月」


盛土様の頂上に鎮座

平成15年の由緒書き



本殿

手前文政七甲申年1824


左手から見下ろす

裏手を見下ろす

大きな切り株

南から



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