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城守稲荷神社
[じょうしゅいなり神社]
栃木県宇都宮市大曽2-9-58

八幡山の東斜面くぼ地の「ひょうたん池」となりに鎮座。地名が塙田から大曽になる。詳細は不明。
平出雷電神社に御本丸にあった城守稲荷が昭和44年に遷座して祀られている。そこの案内板に「宇都宮城の守護神で東西南北にお祀りされていた一社」とあるので,ここは城の真北なので東と西にまだあるかもしれない。
坂を降りて左に行くと星宮神社。







星宮神社
[ほしのみや神社]
栃木県宇都宮市大曽2-9-32

祭神:磐裂神・根裂神 境内社:八坂神社・稲荷神社
八幡山の東側麓に鎮座。
大曽村13戸の農民が農作物守護の神を祀ったことに始まる。本殿内陣の檜板に「寛政八年1796辰三月吉日 大工林蔵 塗師嘉右衛門 金物師文治」の文字が残っている。大正八年1919に大曽大泉無格社稲荷神社を合祀。明治35年頃の氏子数は21戸であった。
神楽殿の昭和7年奉納額に「豊郷村大字大曽八坂神社神輿神庫新調費寄附連名」とあり,境内社八坂神社の神輿がここにある。
右の昭和28?年額には「星宮神社幟新調賛助員御芳名」
昭和3年の石碑に「星宮神社参道旗柱修繕寄付者」
神庫となりの石祠のひとつに「天保七年1836丙申四月吉日」と刻まれている。
上の写真で分かるように狛犬が石段左右を見張っている珍しい配置。
*『下野神社沿革誌』五巻12丁明治三十五年1902
河内郡豊郷村大字大曽鎭座 村社星宮神社 祭神磐裂命根裂命



左下の赤色は藤森稲荷

本殿

神楽殿

神楽殿から見た本殿

神庫となりの石祠

藤森稲荷神社
[ふじもりいなり神社]
栃木県宇都宮市大曽2-9-32

祭神:倉稲魂命
上記星宮神社の北隣りに鎮座。詳細は不明。星宮神社の境内社であろう。
益子町小宅の亀岡八幡宮の境内社として倉稲魂命を祭神とする藤森稲荷神社が祀られている。2011年11月現在藤森稲荷は県内では他に見当たらない。京都伏見の稲荷神社が「伏見」を冠して「伏見稲荷大社」を名乗るようになったのは昭和21年からである。江戸時代には藤森Fujinomori稲荷,藤森の稲荷などともと呼ばれた。その藤森に関係があるのだろう。






石祠と木製社が見える



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