さくら市・旧氏家町には今宮神社が4社。ここではそのうちの旧郷社を紹介します。

今宮神社
[いまみや神社]
栃木県さくら市馬場43

祭神:素盞嗚命 境内社:稲荷神社
旧地名:塩谷郡氏家町大字馬場
4号線氏家署のすぐ南。立派な大社だ。旧郷社。
拝殿左手に昭和三年の巨大な即位記念碑に沿革が刻まれている。大正十四年1925に本殿屋根木羽葺を銅葺に改め,昭和三年に拝殿を改築し,神門萱葺を銅葺にし斎庭整備のため本殿と社務所の位置を変更するという大がかりな工事が行なわれたことが分かる。
平成5年の御大典記念事業の碑には九千万をかけて本殿修復,幣殿改築,境内社上屋新築するなど,「神衣御召替神事」を斎行したことが刻まれている。
平成13年「今宮神社遷宮七百年記念之碑」に「康平三年1060氏家町南端旧地名本社に創建されて後,正安二年1300遷宮により現在地に遷座」,石鳥居,神輿修復と刻まれている。平成22年の「今宮神社創建九五〇年記念事業之碑」に拝殿改修,楼門屋根棟修復,古町旧社改築等を鳥居脇に大正四年1915「登極大禮記念玉垣碑」(栃木縣立大田原中學校教諭鈴木熊之助撰文・栃木縣立宇都宮高等女學校教諭後藤頼助書・大貫國太郎彫刻)正安年中1300年頃勝山城主氏家公寄進の玉垣が経年により劣化したため白川石を用いて建替えたことが刻まれている。拝殿左手に境内社3社,ひとつは大伴稲荷神社。『下野神社沿革誌』に末社13社とある。
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
塩谷郡 今宮大明神 馬場 船生伊予
**『下野神社沿革史』(明治36年1903刊)7巻23丁
鹽谷郡熱田村大字馬場鎭座 郷社今宮神社 祭神素盞嗚尊 ...末社十三社...
本社勧請は康平參年にして后正安二年氏家公宗の崇敬により宮殿再建す 社域二千十三坪平坦の地にして社木森々として輪奐たり 神職は應永年中より船生家にて代々奉仕せしむ 明治五年郷社に列せらる



楼門

楼門の額

楼門から

堂々たる社殿

拝殿額

拝殿内

巨大な石鳥居

手水舎

明治四十四年1911狛犬



二十三夜塔・秋葉山




昭和3年の巨大な記念碑

中央に稲荷神社
拝殿右手に境内社多数。左から手塚神社,薄井神社,昭和27年笠木が使われている鳥居奥に天満宮。ここには雷神社,稲荷神社,弁天社,足尾神社の額が掛けられている。文政四辛巳年1821「青麻大権現」,寛政七年1795「象頭山金毘羅大権現」


手塚神社

薄井神社

天満宮

笠木保存解説


天満宮内

裏手の境内社

200年以上前の石塔


天満宮

右の中央に神輿倉

見事な着色透かし彫り

ガラスの反射で見にくいが

方位除・方位盤


大正四年1915

社務所前由緒書

本殿解説

句額解説

天保1830年頃の基金絵馬解説

いまみやコース

平成5年

平成13年

平成23年

見事なイチョウ

これは太い






[検索]で訪問された方へ:このページはTopページから表示されるリンク先ページで不完全です。正常にご覧いただくには次から>>入り口