諏訪神社

[すわ神社]

栃木県芳賀郡芳賀町八ッ木862

旧地名:芳賀郡南高根沢村大字八ッ木字上町
祭神:建御名方命 配神:小堀和泉守次晴
境内社:琴平神社・浅間神社・雷電神社・天満宮
境外社:八坂神社・白山神社
八ッ木は日本郵便[やつき],『角川地名辞典』では[やつぎ],八ツ木交差点のローマ字は[Yatsugi]。芳志戸の方は[やつき]じゃないかとおっしゃっておられた。遠い昔,八本の巨木があったという。
芳賀牧場の西,五行川沿いに広がる広大な田園地帯。
天文年間1532-55の創建と看板に書かれているが,永禄元年1558らしい。大差はない。(看板写真参照)
明治四十四年1911一月「如神在 諏訪神社碑」は文学博士三島毅撰文・下野中学校教諭龜山金次郎謹書・増淵善祥祥刻
「八木ノ里ニ古祠有リ諏訪神社ト曰フ。小堀和泉守次晴創建スル所也」に始まり,八木里民が神社三百五十年祭典を挙行するにあたり来歴を記した碑を建てたことが書かれている。
維新に際して大明神から神社に改称させられたが、戦後国家統制から解放されて,保管しておいた「諏訪大明神」額を拝殿に掲げたと推測する。2011大震災で被災した八ツ木の町の石塀などの大谷石瓦礫を利用して同年秋口に参道を整備した旨の記念碑が建てられている。
例祭:10月第四日曜日 330坪
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
芳賀郡 正一位 諏訪大明神 八ツ木 小堀安芸
*『下野神社沿革誌』巻六-39丁 明治三十六年1903
芳賀郡南高根澤村大字大字八ッ木字上町鎭坐 村社諏訪神社 祭神建御名方命
建物本社間口二間奥行五尺 拜殿間口三間奥行二間 幣殿間口五尺奥行六尺 末社四社 華表一基 氏子四十五戸 社掌小堀龜一郎仝住所 本社創立不詳 社域三百八十坪平地にて三方渠川を廻らし神橋を渡れは古杉繁茂し幽雅にして淸洒なり
正一位諏訪大明神
昭和三年1928石工阿久津辰次郎
拝殿左手 雷電神社と天満宮
由緒が刻まれた石碑 右奥にふるさと伝承館
大震災時の町の瓦礫大谷石を施設とある 平成五年 大谷石の参道
ユニーク 裏手から
浅間

浅間神社

[あさま神社]

栃木県芳賀郡芳賀町八ツ木480

諏訪神社の南西,浅間山古墳の山頂に鎮座。詳細不詳。
古墳の西を市の堀用水が流れる。この古墳の南側は地名が変わって芳志戸になり,般若寺跡がある。
用水の橋を渡る 市の堀用水 木製鳥居
浅間山古墳案内

 芳賀町の神社目次 
 ページトップ