星宮神社

[ほしのみや神社]

栃木県鹿沼市上粕尾76

主祭神:磐裂神・根裂神 境内社:山神社 境外社:梅若神社
旧地名:上都賀郡粟野町上粕尾
中粕尾の星宮神社から15号を少し北上すると左手にお堂が見える。その向い側に「うえのうちばし」が架かっている。小字名の上野内に因む。この橋の手前を徒歩で下に降りていくと先の方にずんぐりした鳥居が見える。粕尾川の河原に鎮座するといった風情。
延文(北朝)四年1359の創建。文政二年1819再建の本殿。
「寛政二庚戌歳1790」石鳥居。「安永三1774」水盥石。「享和元辛酉歳1801十一月」石燈籠。
例祭:1月7日
寛政二庚戌歳
高さのある覆屋
右側面 左側面
裏面 大きな御神木
本殿左手
安永三年1774
享和元年1801
粕尾川方向 うえのうちばしから鳥居 うえのうちばし前のお堂
日光神社

日光神社

[にっこう神社]

栃木県鹿沼市上粕尾559

旧地名:上都賀郡粟野町上粕尾559
祭神:大己貴命,田心姫命,味耜高彦根命
境内社:山神社・稲荷神社
文禄三年1594創建。1830年頃までは「二荒神社」と称した。通称佐越様さごえさま。15号線で上粕尾郵便局を過ぎ,少し行くと録事尊地蔵観音堂があり,脇に「豊年杉」の標識が出ている。道路から見て崖上に鎭座。裏手には上粕尾小学校。
上の写真は二の鳥居。 石段途中の石燈籠は判読しにくいが「慶應?元年1865八月吉日」
手水石「水盤 宝暦十三年1763癸未十二月吉日」
一の鳥居「弘化二年乙巳1845十一月吉祥日」
圧倒的な存在感をもって聳える御神木には「豊年杉」の名が付けられている。樹齢660年以上の双幹。見事である。
近隣の粟野にも日光と名のつく神社が5社鎮座。口粟野町666に日光本宮神社,口粟野1789に日光瀧尾神社,中粟野1081に一社,入粟野60に一社,入粟野616-1番地に一社がある。このあたりには日光と名のつく神社が6社。祭神はいずれも同神。
例祭:1月7日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
安蘇郡 正一位 日光三社大権現 上粕尾 昌蔵院
*『下野神社沿革誌』三巻-48丁 明治三十五年1902
上都賀郡粕尾村大字上粕尾鎭座 村社日光神社 祭神大己貴命 田心姫命 味耜高彦根命 建物本社間口一間半奥行二間 雨覆間口三間半奥行四間半 氏子八十七戸
本社創立不詳社域一千二百十坪字佐越に在り

石燈籠は慶應元年か? 水盤 宝暦十三年1763
 
拝殿左手の杉 拝殿左手の杉の根 左端は鬼王神
右:稲荷大神 左:猿田彦大神 一の鳥居「弘化二年乙巳1845」
年代不詳庚申塔 豊年杉
一の鳥居と豊年杉
車と比べると巨大さが分かる
妙見神社

妙見神社

[みょうけん神社]

栃木県鹿沼市上粕尾915

主祭神:天之御中主神 境内社:大山祇神社・鹿島神社・雷電神社・稲荷神社
上粕尾の山奥,発光路[ほっこうじ]集落に鎭座。15号線沿いに「強飯式」の看板が立っており,そこを入るとすぐ左手に公民館があり,くわしい解説板が掲げてある。神社はここからさらに下に向うとそれらしい森があるのですぐ見つかる。
文禄四年1595の創建。天保七年1836八月再建。
「享和二年1802」石燈籠。
元禄十三年1700仏師高田運秀によって御神体の妙見立像が彫刻され,平成10年から彩色・修復を開始し,翌11年完成を記念して祭事を執行った。
強飯式については看板を参照。
ここからあと少し15号を上がって行くと,そばのおいしい山ノ神ドライブインがある。
例祭:1月3日
消えてしまった 本殿扉
強飯式の杓文字 本殿右側面 左側面
裏面
享和二年1802石燈籠
狛犬 左手に鹿島神社
駐車場左手 本殿側面に出る
道路沿いの解説板 強飯式解説 公民館に解説板

 

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