日月神社

[じつげつ神社]

栃木県益子町七井2837

主祭神:天照皇大神・月読命 境内社:稲荷神社・大山祇神社・天満宮
創建不詳であるが貞観二年860九月二十九日に社殿を再建している古社。大和田神社と称した。12世紀末に災害で倒壊したため,建久元年1190,氏子居宅の東南低地から西北高地の現在地に遷宮するとともに社殿を再建。
小貝川右岸の広大な杜に鎮座。旗杭の奥に白い石燈籠が見える。社号標に「村社日月神社」
残念ながら石鳥居は大震災で倒壊してしまった。鳥居亀腹の左手に万延元年1860庚申塔。
ずらりと並ぶ新しい石燈籠はすべて平成十九年奉納。
昭和八年1933手水石。
例祭:11月第二日曜日
入口 遠くに拝殿が見える 万延元年1860庚申塔
村社日月神社 鳥居跡 鳥居柱
多数の石燈籠 左右に森が広がる 手水舎
昭和八年1933
拝殿内
拝殿左手 左写真の社号
本殿左手奥 左写真の社号
本殿右手奥 左写真の社号
瀧尾神社

瀧尾神社

[たきお神社]

栃木県益子町七井2663(2047で探す)

主祭神:田心姫命 境内社:生駒大神ほか
小貝川右岸の丘陵に鎮座。上記日月神社の南。維新までは瀧御前社と称した。近くの滝の井に厳島神社があり,その滝の前にある社ということか。
現行の社殿は明治九年1876十一月建立のもの。
昭和十三年旗杭。昭和十三年「一参道二畝二十歩」奉納記念碑。
『栃木県神社誌』平成18年版に「例祭では,旧八雲神社古殿地(地名「祇園原」)をはじめ,末社にも注連縄を張り」と書かれている。これはつぎの七井2467の八雲をさす。(付近では小貝川対岸の日枝神社に合祀された八雲神社があった)
例祭:11月19日
長い参道
昭和十三年参道奉納記念碑 本殿が見える
生駒大神など 広い森
八雲神社

八雲神社

[やくも神社]

栃木県益子町七井2467

主祭神:素盞嗚命
上記瀧尾神社の南に鎮座。ここはどの資料にも載っておらず詳細不詳。
拝殿石段の寄進は昭和60年。田中自治会の建てた「八雲神社建立碑」に平成5年5月3日に社殿を再建したことが刻まれている。平成4年1992の竜巻で社殿が倒壊し,周辺の樹木もなぎ倒され家屋にも甚大な被害をもたらしたことが記録されている。
立派な石鳥居の奉納年は残念ながら読めなかった。
古墳の可能性がある。写真の通りとても気持ちのいいシチュエーション。
八雲神社建立碑
昭和六十年石段奉納碑 八雲神社
本殿
手水石兼?旗杭
読めない 背後から 鎮座の杜
大杉神社

大杉神社

[おおすぎ神社]

栃木県益子町七井1556

主祭神:大山祇命 配神:市杵嶋姫命
創建不詳。氏子が協議して明治五年1872に大山祇神を祭神として祀る。もともとこの地に何らかの社殿があったのだろうか。明治四十三年1910には田子谷にあった厳島神社を合祀して市杵嶋姫命を合わせて奉祭するようになる。このとき現社殿を造営した。祈雨止雨・五穀豊饒を祈願する。
例祭:11月15日
大杉神社
入口
浅間神社

浅間神社

[あさま神社]

栃木県益子町・七井608

祭神:木花開耶姫命 境内社:湯殿山神社
創建不詳。維新前は「富士浅間宮」と称した。境内社湯殿山神社が裏手にあって神石碑に寛永元年1624と刻まれていたというが,被災したのか見つからなかった。
明治九年1876に宮脇地区の生駒神社(馬頭大神),明治四十二年1909愛宕台の愛宕神社(軻遇突智命)を合祀。
明治九年1876に社殿を造営し,平成七年1995に再建している。
例祭:11月10日
白馬の奉納額 浅間神社
裏手
キジ?が飛んでいた 鳥居下のお堂内 富士山公民館
鎮座の杜 芦沼からの流れ
七井の「龍神社」,「日枝神社」2社は「おかみ関係社」に記載しました。

 

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