稲荷神社
[いなり神社]
栃木県宇都宮市砂田町454
主祭神:倉稲魂命
インターパークの東,宇都宮環状線が砂田街道と交差する南西部に鎮座。鳥居は砂田街道沿い,パチンコ店向かいに立つ。1000年を超える古社。
100年以上前の沿革誌に末社6社が並ぶと書かれているが,現在はさらに増えて10社並ぶ。コンクリート台座に社号銘板が埋め込まれているのはありがたい。左から雷電様・弁天様・大日様・権現様・不動様・大杉様・八坂神社・琴平様。
拝殿内に板絵が3枚あるが,格子越しに無理やり撮影したので,残念ながらはっきりしない。中央はどうやら「奉納正一位稲荷神社大明神・明治三十四年1901」その右は明治二十一年1888,左は100人ほど描かれているがよく分からない。
例祭:11月23日 570坪
*『下野神社沿革誌』五巻-11丁 明治三十五年1902
河内郡横川村大字砂田鎭座 村社稻荷神社 祭神倉稻魂命 建物本社間口一間奥行二間 拜殿間口三間奥行二間 盥漱盤一個 氏子十六戸
本社は正曆元年990の建立にして一村の鎭守神たり 社域五百八十四坪字上に在りて境内には六社の末社列立せり
砂田街道から
明治四十一年1908社号標
中央
右手
左手
多数の石祠と石塔
不動明王像
雷電神社
雷電神社
[らいでん神社]
栃木県宇都宮市茂原町311
主祭神:大雷神
2014年5月現在,複雑な道路開通工事中で悩む。大きな農家の脇にゴミ回収所があり,その脇を上って行くと鳥居の残骸が残っており,その先に石祠が二つ見える。長さ63mとかなり大きな「権現山古墳」の頂上にあたる。社号を示すものはない。左の石祠背面に「昭和五十九年七月吉日・氏子一同建之」
周囲は水田で,北西方向に御田長島町の高尾神社が水田越しに目視できる。
(沿革誌では東谷町の東谷神社を字権現山鎮座と記録しているが,そちらは1966年に発見された古墳時代中期の豪族居館跡「権現山遺跡」を指す)。
水田が見える
背後にも水田
鳥居柱
亀腹
頂上に石祠
高尾神社から見た権現山
茂原神社
茂原神社
[もばら神社]
栃木県宇都宮市茂原町399-8
四号線からスズキの角の茂原正観音道標識を東に入り,宇都宮線をくぐり,茂原公民館の先,茂原大日塚古墳の横に鎭座。個人の崇敬社と推測する。駐車場はない。
2024年12月のGoogleマップには茂原神社が2か所掲載されているが,西側のポイントはまちがい。
盛土に石段が設けてあり、小さい石宮が祀られている。詳しいことは分からない。
茂原神社
薬農神神社
[やくのうしん神社]
栃木県宇都宮市茂原町2-11-44
四号線から自衛隊入口を左折してJR宇都宮線踏切脇に鎭座。ふつうの石塀のある民家のように見えるが鳥居が鉄門扉の内側に立ち,屋根には千木。詳しいことは分からない。
土佐恵比寿神社では神農薬祖神祭が行なわれる。神農は中国の薬の祖,薬祖神は少彦名神。「神農薬」を昔風に右から左に書いて,今ふうに逆に読むと「薬農神」になるが,さて。
踏切を越えてすぐ左手北に茂原の高龗神社が鎭座する。
宇都宮市の神社目次へ
ページトップ