琴平神社

[ことひら神社]

栃木県宇都宮市瓦谷町1120

主祭神:大物主命
田川の西の宇都宮美術館のある丘陵の北西端の山中に鎮座。すぐ東を田川が流れる。詳細不詳。
田川上流の沖積地で瓦を焼いたところから瓦屋・川原屋・川原谷などと表記した。地形が瓦に似ているところからとの説もある。豊郷村の大字であった。田川を挟んだ真北に横山の星宮神社。
鳥居柱の文字は瓦は読めるが谷は通常より縦棒が一本多い。吉に見えるが,谷字である。ここは『栃木県神社誌』に収録されていない。瓦谷鎭守は平野神社。
社殿右手 琴平神社額2枚
本殿石宮
読めない 天保十一年1840
耕地整理記念碑が入口の目印 正面中央に鎮座
平野神社

平野神社・星宮神社

[ひらの・ほしのみや神社]

栃木県宇都宮市瓦谷町1

旧地名:河内郡豊郷村大字瓦谷字御宮
祭神:今木神 配神:久度神・古関神・比賣神
境内社:春日神社・稲荷神社・雷神社
宇都宮環状線関堀町交差点を北に向かい豊郷中脇を左に入って最初の交差点を左折してすぐ右手の山腹に鎭座。
ちなみにWeb地図に豊郷中脇に星宮神社として掲載されているのは間違いで,そこには「高龗神社」鎮座する。星宮は境内社である。平野神社北300mにも岩本町の高龗神社が鎮座する。
平野神社は宝暦年間1751~64に京都八坂神社から伝来した大和流太々神楽が有名で,ここには神楽殿が現存する。創建者篠崎土佐守につながる神主が神楽組合を結成し,五穀豊穰と悪鬼退散を祈願して神楽を奉納したことに始まり,高龗神社や城守稲荷神社,中里の白山神社,下横倉の保古神社にも出張した。現在も1月第一日曜に奉納されている。
平野神社手前左手に「星宮神社」が鎮座。
例祭:11月23日 134坪
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
河内郡 平野大明神 瓦谷 篠崎摂津
*『下野神社沿革誌』巻五-12丁(明治三十五年1902)
河内郡 豊郷村 大字瓦谷字御宮鎭座 村社 平野神社 祭神 今木神 古開神 久度神 比賣神
建物本社間口五尺奥行五尺 拜殿間口三間奥行二間 末社三社 氏子五十八戸
本社は山城國平野大神を奉遷し創立は慶長二年1597九月にして篠崎土佐守藤原重勝の勸請なり 社域一千三百八十五坪高燥の地に在り

道路側の神楽の看板 鳥居左手の神楽についての看板
石祠4基 不明 この奥に平野神社 平野神社
平野神社の拝殿左手の看板 星宮神社鳥居 星宮神社鳥居
天保七丙申1836十一月吉日 星宮大明神  
   
星宮神社

星宮神社

[ほしのみや神社]

栃木県宇都宮市横山町234

主祭神:磐裂命
配神:根裂命・伊弉諾命・伊弉冊命
豊郷北小学校の西の山裾に鎮座。横山町虎入。田川上流の東側一帯。豊郷村の大字であった。田川を挟んだ真南に瓦谷の琴平神社。
慶長年中1596~1615の創立。横山鎭守。
例祭:11月3日 986坪
*『下野神社沿革誌』巻五-12丁(明治三十五年1902)
河内郡豊郷村大字横山鎭座 村社 星宮神社 祭神磐裂命 根裂命 建物本社間口一間半奥行二間 拜殿間口三間奥行二間 氏子二十一戸
本社勸請詳ならす字虎ヶ入に在りて社域六百三十坪を有す

左手 右手 拝殿
本殿裏から 6社並ぶ 倉庫新築記念碑
5社
大正十一年1922 横山町上公民館
社殿南の十九夜供養塔 弘化三年1846 穏やかなお顔
御霊神社

御霊神社

[ごりょう神社]

宇都宮市・横山町1036

高龗神社祭神[高龗神]

主祭神:素戔嗚命 境内社:高龗神社
立伏のとなり,豊郷北小の脇を入っていくと,東西を山に挟まれた田園地帯。
道路右手の山の上に鎮座。
平成九年九月建立の明神鳥居をくぐって石段を登る。左上方に社殿が見える。登りきると立て札があり,由緒沿革不祥となっている。
境内社の「高龗神社」に高龗神[たかおかみのかみ]が祀られている。拝殿左手の石祠がそれだろうか。文字はない。
本殿:流造 拝殿:トタン葺
例祭:10月最終日曜日 222坪
右手の山頂に鎮座

 

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