那須郡那須町寺子乙・寺子丙の神社資料

黒田原神社

[くろだはら神社]

栃木県那須町・寺子乙4006-2


主祭神:火産霊命・倉稲魂命・大山祇命・大己貴命・水速女命 境内社:稲荷神社・古峯神社
明治四十二年1909頃から黒田原,黒田,針生,法師畑,小羽入,松ノ倉,旗鉾の有志が共同で社殿を造営し始め,明治四十四年1911付近の温泉神社,愛宕神社などを合祀して「黒田原神社」を創建。大正三年1914弥次郎血方神社,迫田湯泉神社,松沼湯泉神社を合祀して社殿を新築して遷宮。
一の鳥居脇の石燈籠は大正十二年1923十月奉納。二の鳥居をくぐって旗杭の先石燈籠みっつの次に石工菊地平治の手になる飛ぶ狛犬。火除けの功がある。その先突き当たりに昭和七年1932「黒田原神社碑」,前に明治三十六年1903石鳥居の柱が保存されている。
参道を直角に曲がって三の鳥居。 すぐ東に那須町役場がありJR黒田原駅から450mの街の中心部に鎮座する。すぐ南西に余笹川。
すぐ南の余笹川沿いに小羽入温泉神社。
例祭:10月9日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
那須郡 湯泉神社 法師畑 (空白)
二の鳥居 初穂料
由緒 飛ぶ狛犬
黒田原神社碑 三の鳥居
拜殿 拜殿額 拜殿内額
子授かり狛犬
蛙狛犬
三の鳥居 八雲神社
長井石段で断念 出世稲荷
もうひとつ稲荷神社 昭和四十六年1971
寺子乙

温泉神社

[おんせん神社]

栃木県那須町・寺子乙1738→1752

主祭神:大己貴命 境内社:稲荷神社
天正年間1573~92開拓の時に創建。
水田の向こうにシルバーの旗竿が一対見える。
昭和二十一年1946「湯泉神社」から「温泉神社」に改称。
昭和二十三年1948本殿雨覆,幣殿新築,拝殿増築。
昭和五十九年1984幣殿を除去して改築。
狸久保むじなくぼ温泉神社の杉樹齢450年がある。
例祭:11月19日
寺子乙

温泉神社

[おんせん神社]

栃木県那須町・寺子乙2754

主祭神:大己貴命
詳細不詳。下川温泉神社。拜殿額は「温泉神社」
昭和四十三年1968奉納の旗杭。鳥居建立記念碑。
本殿に「大明神」の文字が見えるので,江戸期には鎭座していた。
大正三年に寺子乙739の温泉神社に合祀されている。
すぐ北の寺子乙2659に石鳥居があり,愛宕神社が森の中に鎭座。
温泉神社 本殿 鳥居建立碑
昭和四十三年1968
寺子乙

愛宕神社

[あたご神社]

栃木県那須町・寺子乙2599


主祭神:火産霊命
詳細不詳。すぐ南に下川温泉神社。
明治三十一戊戌年1898旧四月立之石鳥居。
森の中に石宮と地蔵尊が祀られている。
寺子乙

小羽入温泉神社

[こばにゅうおんせん神社]

栃木県那須町・寺子乙3896-2

主祭神:大己貴命・少彦名命
詳細不詳。
小島

小島疱瘡神社

[こじまほうそう神社]

栃木県那須町・寺子丙1391

主祭神:少彦名命 境内社:稲荷神社
元禄二年1689創建。文久元年1861頃黒羽城主の姫君が疱瘡にかかり当社に参詣して平癒したので城主の崇敬を受けた。
いつの時代か温泉神社と牛頭天王社を合祀。
明和三年1766の和算額が奉納されている。
長楽寺の門の隣りに鳥居。
例祭:旧暦3月12日
寺子丙

湯泉神社

[ゆぜん神社]

栃木県那須町・寺子丙1062

主祭神:大己貴命・日吉大神 境内社:山神神社
元禄元年1688創建と伝わる。
平成十二年飛地境外社の日吉大神妙見神社を合祀。
平成18年現在,社殿が老朽化したため上記疱瘡神社に仮遷座している。
例祭:9月19日
寺子乙

温泉神社

[おんせん神社]

那須町・寺子乙739

配神:[闇龗神]

那須郡那須町大字寺子乙739
主祭神=大己貴命 配神=闇龗命[くらおかみのみこと],倉稲魂命
黒磯の北東,那須チサンゴルフ場の北,田中小学校の手前。地図には「田中神社」で載っているので注意。
拝殿額は「温」か「湯」か崩しすぎて判別できないが「湯」だろう。ちょうど鳥居前で田植えをされている方に寺子乙の「温泉神社」であることを確認した。『栃木県神社誌』平成18年版に「温泉神社」で掲載。『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃刊,『下野掌覧』万延元年1860刊はすべて「湯泉大明神」で収録し「温泉」は皆無なのであてにならない。江戸期の収録者に温泉の音はなかった。
鳥居前の田の脇に「明治八年八月八日・田中小学校発祥の地・創立百周年記念・結社一同建之・昭和四十九年十一月十日」の石碑が建てられている。末広がりの八八八に鍋掛村日新館田中分校として創立,昭和16年には那須村田中国民学校,22年には那須村立田中小学校,29年の町村合併で那須町立田中小学校となる。
昭和49年1975に創立百周年を記念して沿革と歴代校長の名前を刻んだ石碑を建てている。現在学校はここから北西に400mのところに移転している。
旧田中小学校は温泉神社の西隣りに建てられた。校庭跡地は公園・公民館になっており,かなり太い桜が数本残されている。校門の左手からも竹やぶを抜けて神社に行ける。
田の方から入ると大正六年三月の鳥居。
その先左手に「神社合祀記念碑・大正三年五月二十九日遷宮・大正六年三月建設」
時庭温泉神社,落合温泉神社,岡久保温泉神社,上川温泉神社,後嶋橋温泉神社,下川温泉神社などが読める。すべて「温」字のようである。
『栃木県神社誌』昭和39年2月11日発行の記述によれば,大正二年6月21日に合併を願い出て大正三年5月29日に,那須村大字寺子道上にあった温泉神社を合祀した際に,その境内社であった「八龍神社」も合祀している。このとき祭神の「闇龗神」が寺子乙の温泉神社にやってくる。
このとき同時に,寺子字時庭,屋敷廻,スガイ沢,大字高久字榛木沢の温泉神社を合祀している。これらの主祭神はすべて大己貴命。
スガイ沢から倉稲魂命の稲荷神社,屋敷廻から大日孁貴の神明宮が境内社のまま移ってくる。
延宝六年1678創立。
本殿:神明造トタン葺 幣殿:トタン葺 拝殿:トタン葺 例祭10月5日
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
那須郡 湯泉大明神 寺子 杉本和泉
*『下野神社沿革誌』巻八-61丁 明治三十六年1903
那須郡那須村大字寺子鎭座 村社溫泉神社 祭神大己貴命 建物本社間口一尺四寸奥行二尺八寸 末社一社 氏子三十一戸 本社創建詳かならず 社域百五十坪字高野内にあり
右手は竹やぶ 合祀記念碑
合祀記念碑 合祀記念碑 大正六年1917鳥居
拝殿額
本殿
手水石 石祠群
旧校庭側から 旧校庭 田中小の歴史を刻んだ碑
かなり太い桜 写真の中心が入口 田中小発祥の地碑


寺子は広大なのでまだまだありそうです。『鹿沼聞書・下野神名帳』記載の社で現在社が分からない神社が多数あります。200年以上前の記録なので,すでにないか,合祀されたか,単に見つからないかのどれかです。
那須郡 湯泉神社 上田 (神主空白) 上下田か
那須郡 湯泉神社 下田 (神主空白) 上下田か


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那須の神社は小生間質性肺炎に罹り経済的・地理的・体力的に回れそうもありませんので,下調べだけにとどめます。ご勘弁ください。

 

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