東宮神社

[とうぐう神社]

栃木県栃木市皆川城内町924

祭神:武甕槌命 配神:経津主命・天児屋根命・天鈿女命 境内社:龍神社・稲荷神社・天満宮・大杉神社・雷電神社・皇大神社
神護景雲767~770年間創立。延喜901~923年間に坂上田村麿が戦勝祈願をしたと伝わる。その頃,美濃の南宮,奥州の北宮,摂津の西宮,当東宮の四社を日本四柱と称したとも伝わる。
天喜元年1053創建説も残るが,源義家がすでにあった社に戦勝祈願して戦功成り報恩のために社殿を新しくしたのではないだろうか。神田町にも東宮神社が鎮座する。
山城守隆庸が寛永1624~44頃に社殿を造営した。
例祭:5月5日 籾播きの時期を占う流鏑馬神事
*『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
都賀郡 正一位 東宮大明神 皆川城内 谷部大和
*『下野掌覧』万延元年1860 都賀郡之部
正一位 東宮大明神 皆川城内村鎮座 祭主谷部氏 袮宜鈴木氏ナリ 社家谷部氏ナリ
*『下野神社沿革誌』明治三十六年1903 巻四-7丁
下都賀郡皆川村大字皆川城内字鳥屋戸鎭座 郷社 東宮神社 祭神 武甕槌命・經津主命・天兒屋根命・鈿女命
建物本社間口一間四尺奥行一間半 額殿間口七間奥行三間半 華表二基 末社三社 氏子二百十五戸 社掌幸島茂平仝村仝大字住
本社は天喜元年1053源義家奥州下向之時東國鎮撫のために勸請せし社にして奥州平定の後ち社領五石を寄附せらる 後永享元年1429長沼淡路守本社の方面即ち舊城山に本城を築き居せしより本城を崇敬して皆川庄六十三村の鎭守と定め東宮社と尊稱す 後慶安年間1648~52徳川將軍より社領を賜はり朱印地となす 明治三年1870社領悉く上地す 仝十年1878郷社に加列せらる 社域三千三百二十一坪高燥の地にありて頗る幽邃なり
八坂

八坂神社

[やさか神社]

栃木県栃木市皆川城内町1867

祭神:素盞嗚命
永享元年1429下総国の長沼淡路守が城山に本城を築いた時に創建。上記東宮神社を造営した山城守皆川隆庸と家臣が崇敬した。
例祭:7月15日 大小の神輿,大天王と小天王の渡御
八坂

八坂神社

[やさか神社]

栃木県栃木市皆川城内町518

栃木市・皆川城内町字荒宿 祭神:素盞嗚命 配神:大国主命・天照皇大神 境内社:二荒神社・大神宮神社
大同二年807荒宿に悪疫が流行して村民を苦しめた時,金輪坊貞観和尚が武蔵国氷川神社より御分霊を勧請して悪疫退散を祈願したことに始まる。靈驗あり,神輿を奉納して崇敬した。嘉吉三年1443に神輿は壊れてしまったが,俊道坊によって再建された。
例祭:7月15日
八坂

八坂神社

[やさか神社]

栃木県栃木市皆川城内町382

祭神:素盞嗚命
江戸中期に皆川城内町荒宿の八坂神社より勧請と伝わる。現在の社殿は昭和五十九年1984造営
例祭:7月15日に誓い日曜日
八満宮

八満宮

[はちまんぐう]

栃木県栃木市皆川城内町2172-1

祭神:木花開耶姫命 配神:猿田彦命・大山祇命 境内社:浅間神社・猿田彦神社
皆川城の坤の守護神。平成元年1989拝殿と幣殿を新築。
例祭:4月第一日曜日 9月第一日曜日
狩崗

狩崗神社

[かりおか神社]

栃木県栃木市皆川城内町2523

祭神:猿田彦命
裏山に古墳。木製両部鳥居。
例祭:3月19日
雷電

雷電神社

[らいでん神社]

栃木県栃木市皆川城内町2656>699で

祭神:大雷神 配神:弁天大神
江戸時代の創建。皆川城趾の城山公園内,皆川公民館の裏手に鎭座。
『栃木県神社誌』平成18年版に配神として記録されている弁天大神(市杵島姫命)は左隣りの厳島神社に祀られている。
例祭:4月第一日曜日

 

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