八龍神社

那珂川町・矢又3211
[はちりゅう神社]
主祭神:[高龗神,闇龗神
旧地名:那須郡馬頭町大字矢又
主祭神:高龗神[たかおかみのかみ],闇龗神[くらおかみのかみ]
宇都宮方面からは「道の駅ばとう」を過ぎ,馬頭高校を左に見て矢又川沿いに走り,232号線と二股に分かれる前1キロを左に脇郷川沿いに大内方面に入る。ほどなく右手に鳥居が見える。
実はもっと奧だと思って見過ごしたのだが,地元の方お二人に親切に教えていただき,見つけることができた。
この鳥居は「皇大神宮」になっている。鳥居をくぐって山道を登る。[おぎなやま]とにごる方もいるという翁山である。 山道は4月27日現在,枯れ葉に埋もれ,杉や竹が倒れているうえに,かなり急で難儀する。思ったより上に登るので息が切れる。 ほぼ頂上付近に社を見つけて二休み。
正面に2社並んでいる。右手は明治x年の「奉遷宮皇大神宮祠殿再建」の棟札が見えるので「皇大神宮」。創建は嘉永六癸丑1853なので,八龍の後からこの地に祀られたことになる。
左手はずっと古そうだ。『栃木県神社誌』のモノクロ写真とどうやら同じなので,こちらが「元慶二戊戌878九月勧請の「八龍神社」。
岡下の地から弘化三年1846,9月19日に高嶺翁山に遷座再建」,八龍さんと呼ばれ,水霊神として奉斎されている。
まさに高龗神,闇龗神の最強コンビを祀るにふさわしい山あり谷ありの地に,神社の初期形態のような風格のある社殿である。
明治十一年八月十一日の手水石。
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本殿:流造トタン葺
例祭:9月19日

翁山

皇大神宮鳥居

左は社務所

左が八龍神社

本殿

流造トタン葺

皇大神宮

ユニークな造形

背後から

社殿の後ろに

かなり急

山道

途中から見下ろす

入口の目印

入口



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