瀧尾神社

日光市・小佐越404
[たきお神社] 配神[高龗神

主祭神:田心姫命
日光市といっても鬼怒川温泉小佐越駅の西に鎮座。合津西街道沿いで高龗神社のメッカ今市大桑,倉ケ崎,下今市につながる。
『栃木県神社誌』新版付録p.1101に「配神:高龗神」と記録されている。
「嘉永元申年八月朔日再建」1848の石祠が「三日月不動」「富士浅間」「山大権現」「山神」「辨財天」の5基。不明3基。木製祠「大山祇神」不明木製祠2。計不明5社のうち「三峯神社」「稲荷神社」があることが分かっているので,残り3社のどれかが「高龗神社」の可能性もある。
ちなみに隣りの駅の鬼怒川温泉滝の「高尾神社」祭神が高龗神と姫高龗神である。
他に「雷電宮 寛延二己巳天惣村中」1749,「宝暦九己卯」1759石祠,「磯部太神宮 明和五戊子 六月吉日御休所」1768
本殿前の石燈籠は「享保八天癸卯二月廿日」1723
入口に文化文政の石燈籠。「文化十二亥天八月吉日 妙義山 愛宕山,秋葉山」1815
「文政元寅 妙義山」1818
『栃木県神社誌』に戊辰戦争で全戸焼かれ,さらに明治九年に再度全戸焼失し古記録は消滅してしまったとある。本殿は焼け残ったのだろうか,「由緒看板」には江戸後期の建築と書かれている。この看板はとても詳しく書かれていて,感動的ですらある。
「元禄八乙亥年六月吉日」1695の石製明神鳥居が残っている。八角形の藁座が付いている貴重品。鳥居建立以前の寛永の頃1624-44に上都賀郡日光町所在の国幣中社の末社瀧尾神社から分霊を勧請したらしい。
本殿:流造銅板瓦棒葺
例祭:11月3日
























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