高龗神社

宇都宮市・竹下町830
[たかお神社] 使用文字[龗 罒]
混在
主祭神:[高龗神

旧地名:宇都宮市竹下町戸崎830
宇都宮の東、鬼怒川のすぐ東に「飛山城趾公園」がある。「烽家」tobuhi-yaの文字が見える古代の土器が発掘されたところ。烽火tobuhiは「のろし」のこと。公園から南へ坂を下った先の小山に「たかお神社」。
御影石の明神鳥居の額に「高龗神社」
写真ではわかりにくいが字がちょっと略してある。雨の下の口3つが皿のようなヨコメ、アミガシラ、罪の上のかたち罒に刻んである。「雨+罒+龍」。縁起を刻んだ石柱も同じ字体。石に刻字する際の工夫だろう。
平成に移転してきた舘神社由緒のステンレス板には正式な口3つの字が使われている。
鳥居2基,大谷石の燈籠。
人気もなく拝殿は扉が閉まっていて確認できない。
神社の下のお宅でおききしたところ「たかお神社」と呼んでいるとのこと。
*聞書によると江戸期には[タカオカミ神社]と呼んでいたことが分かる。維新前も「神社」号を称していためずらしい例でもある。
文治年間1185-90頃に丹生川上神社より勧請,戸崎の地に産土神として奉祭したとの口伝あり。境内社に舘神社,八坂神社。
本殿:流造板葺 拝殿:切妻造  例祭:11月3日
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『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
芳賀郡,高於加美神社,竹下,常蔵寺
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『下野神社沿革史』(明治36年1903刊)6巻44丁
芳賀郡淸原村大字竹下鎭座
村社 高龗神社
祭神 高龗神 建物本社間口三尺四方 雨覆一棟 華表一基 氏子四十六戸・総代員 社掌 本社創立不詳社域三百六十八坪淸洒の地に在り

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口みっつ付きの正字
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