高龗神社

茂木町・河井660
[たかお神社] 使用文字[罒靇]混在
主祭神:[高龗神

旧地名:芳賀郡茂木町大字河井森下660
主祭神:高龗神[たかおかみのかみ]
123号線で茂木の町を抜け,馬門の滝の手前を左折。中川中学をめざす。
森の中に木製の鳥居がひっそりと。杉並木の参道を行くと紅殻色のトタン葺きの社が。
狛犬も燈篭もなく,村社本来のお姿。背後の森を透かして下の方に田園が望める。
拝殿額は「雨+龍」
格子の間からのぞくと,本殿前の額は「雨+罒+龍」。
栃木県最東端の高龗神社である。
左手に「茂木町河井下公民館」,町字が田の下に丁の変形。
鳥居前のお宅でうかがうと「たかお神社」
「天保十三1842・勢至塔」
「嘉永元年1848戌申・十月?二十日or十三日・xx信女」と読める崩れかけた石像が。両肘から綱のようなものが垂れて両サイドにはねあがっている。
「安政二1855・丁組・卯三月吉日・勢至塔」
「慶應二寅年1866・勢至塔」
「慶應四辰年1868・大黒?・三月十六日下組講中」の石碑。
「明治十九年1886十月馬力神」
「二十三夜供養塔」年不明。
弘仁二年811創立。「高雄神」と称していたという。高龗神社に改称したのは文化五年1808九月十九日。平安創建の古社である。茂木小山にある最古のタカオ神社も「高雄」なので,龗よりも雄の方が古いのかもしれない。
河井地区には高龗神を祭神とする「龍神社」がある。
「雄」=「龗」を証明する神社。
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本殿:流造木板葺 拝殿:入母屋造りトタン葺  例祭:11月23日



















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