高雄神社

茂木町・林851
[たかお神社] 使用文字[
主祭神:[高龗神

旧地名:芳賀郡茂木町林森前851
ツインリンクもてぎのすぐ西。高いエンジンの音が遠くに聞こえる。
石段を上ると朱塗りの鳥居がある。額は消えかけているが「高雄神社」高雄では県内最東端。
さらに参道を行くと年代不詳の石鳥居。左右に「弘化三丙午1846八月」の石燈篭。
拝殿額は中央が「高雄大明神」その左に石版額「高雄神社」こちらはあるいは石鳥居に掛かっていたか。
拝殿内は暗いが,二人の武者が跪いている大きな板絵が中央に,左右に絵馬が確認できる。
左側の絵馬の解説板がある。
寛政五年1793木村勝(小泉斐ayaru)作「板絵著色行列川を渡る」h128×w186センチ。
鎌倉期の建久九年三月1198創立。
古名は尾を使って高尾大明神,高尾大権現,高尾大神などと呼んだというが,単に文字にした時に尾を使ったのではないか。
雄にしたのは近くにある茂木町小山の県内最古の高雄神社の影響かもしれない。高雄神社に改号したのは維新の神仏分離によるだろう。
代々茂木領主に崇敬され,その後も茂木藩主細川家の9代まで参拝されていたという。明和五戊子1768年に拝殿造営の際に藩主より御霊代として金幣を献納されている。
本殿:権現造木羽葺 幣殿:鉄板葺 拝殿:日吉造鉄板葺
例祭:11月第三日曜日
*
『下野神社沿革史』(明治36年1903刊)6巻30丁
芳賀郡茂木町大字林字森鎭座
村社 高雄神社
祭神 高龗神 祭日陰曆九月廿九日 建物本社三尺四方 拝殿間口五間奥行三間 華表一基 氏子四十五戸・総代員 社掌
本社創立不詳再建は享保元年1716三月なり 社域七百九十九坪高燥の地にして老杉古樹森々とし社壇を擁し幽静にして愛すへし






















[検索]で訪問された方へ:このページはTopページから表示されるリンク先ページで不完全です。正常な表示は次から>>入り口