高龗神社

益子町・下大羽685 しもおおば
[たかお神社] 使用文字[靇雄]混在
主祭神:[高龗神

旧地名:芳賀郡益子町大字下大羽685
主祭神:高龗神[たかおかみのかみ]
七井から茂木に抜ける途中右手に木製の鳥居が見える。右手に「二十三夜供養・安永九1780」「聖徳太子塔・天保十一1840」「十九夜塔」が並ぶ。左手にも5塔。
鳥居をくぐると右手の下大羽公民館に「高龗神社社務所」の看板。雨+龍。
参道が途切れて舗装道路を渡ると石の鳥居。広場があり,石段を登ると拝殿。拝殿内部は見えない構造になっていて残念。
拝殿額は「高雄神社」
社務所の文字と食い違っている。
下大羽では「龗」字と「雄」は関係があるどころか同一であることになる。
つまり「高雄神社」は「高龗神社」であることになる。すると上稲葉が「雄」から「尾」に変わっているので,「高尾」<=「高雄」<=「高龗」であった可能性が高くなる。
上阿久津でも「高尾」=「高龗」である。
*聞書によれば江戸期には[タカオカミ大明神]と呼んでおり[タカオ]ではない。維新の神仏分離で高龗神社に改号した。
ここの北西1.5km大沢に「御霊神社」があり,そこにも「高龗神社」があるという情報があったが,確認できなかった。下大羽と混同しているか?
明和五年1768九月二十九日創立。下大羽惣社.天保六年1835と大正三年に本殿と拝殿を改築している。
境内社に八坂神社(須佐之男命)
飛地境内社に愛宕神社(軻遇槌命,享保四己亥1719四月創立),天満宮(菅原道真公,享保四年1719創立)
本殿:神明造瓦葺 幣殿・拝殿:瓦葺
例祭:11月9日
*
『鹿沼聞書・下野神名帳』1800年頃
芳賀郡,高於加美大明神,下大羽村,宝蔵院
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『下野神社沿革史』(明治36年1903刊)6巻17丁
芳賀郡益子町大字下大羽字西の根鎭座
村社 高龗神社
祭神 高龗神 祭日陰曆九月二十九日 建物本社間口五尺奥行一間 拝殿間口三間半奥行二間 木鳥居一基 氏子四十六戸・総代員 社掌
本社創立詳かならす 社域一千六百五十七坪高燥の地に位し境内には古樹森々として晝尚暗く神寂て雅致あり













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